3月16日、
神奈川・ぴあアリーナMMで
AKB48柏木由紀の卒業コンサート
「柏木由紀卒業コンサート ~17年間、
歩いて来たこの道~supported by イモトのWiFi」
が開催された。
柏木は2006年12月に
AKB48の3期生として加入。
17年にわたりグループとして活動し、
人生の半分をAKB48で
過ごしてきた。
昨年10月に行われた
東京・日本武道館公演
「MXまつり AKB48 62ndシングル
『アイドルなんかじゃなかったら』発売記念コンサート」
で柏木は卒業を発表。
そのステージで、
「周りを見たときに、
後輩たちのことをすごく頼りにしてる自分がいて。
後輩というよりはみんなのことを
本当に仲間だと思うし、同じチームメイトとして
呼べるような存在になっているなと思います。
みんなにこれからのAKB48を
もっともっと引っ張っていってほしいし、
これからのAKB48をみんなに
楽しんで作っていってほしいなと思います。
みんなに卒業を見届けてもらえたら
本当に私は幸せだなと思って、
このタイミングで卒業を決めます」
と卒業理由を語った。
仲間たちも柏木の
ラストステージに華を添えた。
倉持明日香(34)と高城亜樹(32)
とのユニット「フレンチ・キス」を9年ぶりに再結成し、
「ここしかないと思って」という思いで、
15年に小嶋陽菜(35)と2人で
初センターを務めた楽曲
「Green Flash」も披露した。
小嶋は「お久しぶりです。そして、おめでとう」
とねぎらいの言葉をかけ、
柏木は「小嶋さんとセンターで歌えて本当に幸せです。
思い入れが深い曲なので」
と感謝の気持ちを表現した。
この日のライブは、柏木自身が演出を担当した。
最新曲「カラコンウインク」も含め、
全33曲のセットリストには
初めてかなった夢の曲が詰まっていた。
「本当に大事な大事な大好きな曲です」
と大喜びしていた柏木は、
卒業ソロ曲「最後の最後まで」では
感情と涙を抑えるのに必死で
歌詞が出ないシーンもあったが、
最後は笑顔で歌い切り、
涙を流さずにマイクを置いた。