サカナクションが、ボーカルの山口一郎の
体調不良による休止期間を経て、20・21日の
2日間、千葉・幕張メッセ国際展示場9-11
ホールで待望の復活ライブを行った。
バンドとしては約2年ぶりの舞台で、チケット
は即完売。会場には2日間で4万人以上の
ファンが集まり、熱狂の歓声で迎えられた。
ライブでは、山口一郎が「サカナクション
大復活」と高らかに宣言し、会場は歓喜と
高揚感に包まれた。初期の代表曲から最新の
ヒット曲まで、彼らのパフォーマンスは2年間
のブランクを感じさせないものであった。
特に「ネイティブダンサー」では会場が
一体となり、クラブのような熱気に包まれた。
ライブの感動的な一幕として、ドラムの
江島啓一が涙し、山口が抱きしめるシーンが
あった。終演後、山口は自身のXを更新し、
「幕張メッセ2days終了。体調も想像していた
より全然大丈夫だった。復活である」と報告。
ファンからは、「おかえりなさい」「復活
おめでとう!」といった温かいメッセージが
寄せられ、サカナクションの再始動への
期待や応援が伝わった。
さらに、今回のライブでは新たな音響システム
「SPEAKER+」を導入し、観客を圧倒する
スケール感とクオリティの音空間が
提供された。これからのツアーでは、福岡、
仙台、北海道、大阪、名古屋、広島を巡り、
7月10日の神奈川・ぴあアリーナMM公演で
ファイナルを迎える予定である。
ファンの間では、サカナクションの完全復活に
喜びの声が広がり、「なにがあっても応援し
続ける」「一郎さんの居場所だよ」といった
コメントが山口に寄せられている。
サカナクションが再び全国を席巻することは
間違いないであろう。