櫻坂46が6月15日と16日に東京ドームで
「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線
-Go on back?- IN 東京ドーム」を開催し、
2日間で約11万人の観客を動員した。2022年
11月以来2回目となるこの東京ドーム公演は、
三期生にとって初の東京ドームでのライブで
あり、櫻坂46にとって過去最大規模のライブと
なった。
オープニングでは、山崎天が時計の針を
スクリーンに映し出した中でソロダンスを披露
し、観客の視線を集めた。ムービングステージ
に乗った山崎がコインを投げ、彼女がセンター
を務める「何歳の頃に戻りたいのか？」で
ライブが開幕した。この曲は3月のアリーナ
ツアーで本編ラストに披露されたものであり、
ツアー全体のつながりを感じさせる演出で観客
を魅了した。
ライブは「摩擦係数」「Dead end」「桜月」
「流れ弾」と続き、各楽曲のセンターが
フィーチャーされた。特に小池美波が休養から
復帰後初のパフォーマンスを披露し、大きな
歓声が上がった。小池はMCで「今はすごく
元気なんですけど、まだちょっとできない
こともあるので、ゆっくり今までの日常を
取り戻せるようにがんばろうと思います」
と語り、ファンに復帰を報告した。
三期生の「静寂の暴力」では、観客が一斉に
ペンライトを消し、会場全体が無音の状態に
なるという異様な瞬間が訪れた。静寂の中で
繰り広げられたダンスパフォーマンスは圧巻
で、センターの山下瞳月のセリフで静寂が
破られると、観客から大きな反響があった。
ライブの後半では「BAN」「承認欲求」
「Start over!」といったシングル曲が続き、
エネルギーに満ちたパフォーマンスで観客の
ボルテージは最高潮に達した。本編ラストは
6月26日にリリースされる9thシングルの表題曲
「自業自得」で締めくくられた。
アンコールでは、BACKSメンバーによる
「BACKS LIVE!!」が8月23日から25日に
かけて幕張メッセで開催されることが発表
された。また、11月23日と24日に千葉・ZOZO
マリンスタジアムで「Sakurazaka46 4th
YEAR ANNIVERSARY LIVE」が開催される
ことも明らかになり、ファンに未来への期待感
を抱かせた。
キャプテンの松田里奈は、「櫻坂46を応援して
いること、ライブを観れたことを誇りに思って
もらえるようなグループになることを約束
します」とBuddies（櫻坂46ファンの呼称）に
向けてメッセージを送り、ラストナンバー
「櫻坂の詩」を歌唱。2日間にわたる東京
ドーム公演は大成功のうちに幕を下ろした。
