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Travis Japan七五三掛龍也、嵐・相葉雅紀との共演とミュージカル初日を語る

相葉雅紀との念願の共演で涙

Travis Japanの七五三掛龍也(29歳)が、嵐の相葉雅紀(41歳)との共演を振り返り、またミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』の初日を迎えた心境を語った。

6月19日、相葉がMCを務めるフジテレビ系「相葉◎×部」のイベント「覆面振付バトル部FES」にTravis Japanが出演した。相葉が嵐の活動休止以来、約3年半ぶりにダンスを披露する場であり、七五三掛はその舞台で相葉との共演を果たした。七五三掛は「アイドルって最高だな」と感じ、その感動の瞬間に自然と涙がこぼれたという。

ジュニア時代の2015年、嵐のツアーで相葉の衣装替えを手伝ったことをきっかけに約9年間親交を深めてきた七五三掛は、相葉と共演することを長年の夢としてきた。2022年にデビューを果たし、その夢が「望んだ以上の形」で現実となった。七五三掛は「夢のHollywood」を相葉とコラボ披露し、「幸せとしか言いようがなかった」と語った。

ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』でW主演

一方、七五三掛と吉澤閑也がW主演を務めるミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』が7月2日に公開ゲネプロおよび初日前会見を行った。この作品は、ユーモアと切なさ、残酷さが入り混じったダークファンタジーで、観客を魅了するクライマックスへと誘う。

七五三掛は「お話を頂いて脚本を読んだ時に、楽しさと怖さの2つのドキドキを感じました」と述べ、カビ人間役に挑戦するにあたり、多くの考察を重ねたことを明かした。「ここまでピュアで心が真っすぐな役は初めてで、自分の中で新しい扉が開いた感じがしました」と役柄への共感を示した。

吉澤閑也にとって本作は初めての芝居挑戦であり、「毎日が過ぎるのが早かった」と振り返る。七五三掛と吉澤は同じグループで活動しているが、「普段の“しめしず”とは違った新たな“しめしず”が見られる」と七五三掛は笑顔でアピールした。

稽古の裏話と見どころ

稽古について、吉澤は「しめから話しかけてこない上、話しかけても全然返答がない時がある」と明かし、メンバーとして七五三掛の緊張をほぐすために努力している様子を語った。

本作では七五三掛のハット使いも見どころの一つで、カビ人間の唯一の友達であるハットと共に過ごす姿が印象的だ。七五三掛は「家でもハットを回す練習を1日50回やると決めて取り組んでいる」とそのこだわりを明かした。

吉澤は自身の役について「聡と僕自身が近い分、どう聡にしていくかが難しかった」と振り返り、お芝居の楽しさを実感している様子を見せた。最後に七五三掛は「この作品は、普段自分たちが生活している世界とは全く違う異世界に連れて行ってくれる作品です」と呼びかけ、会見を締めくくった。

七五三掛龍也は、アイドルとしての15年間の歩みを振り返りながら、今後もさらなる挑戦を続けていく意気込みを見せている。