累計発行部数1億部を突破する原泰久による漫画「キングダム」を原作とした実写映画シリーズの最新作『キングダム 大将軍の帰還』の前夜祭イベントが7月11日に新宿・歌舞伎町のシネシティ広場で開催された。主人公の信を演じる山崎賢人を筆頭に、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、濱津隆之、田中美央、真壁刀義が集結し、約700人の観客が会場を埋め尽くした。
『キングダム 大将軍の帰還』とは
中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す少年、信(山崎)と、中華統一を目指す若き王、嬴政(吉沢亮)の物語。第4弾となる本作では、「馬陽の戦い」の続きが描かれる。
山崎賢人の感慨
観客はスティックバルーンを掲げて参戦。山崎は「ついに明日、『大将軍の帰還』が公開される。その前夜祭に初めて“飛信隊”のメンバーとここに立てていることが、本当にうれしいです」と感無量の表情で、「みんなで揃って、俺たちが“飛信隊”だという気持ちでここに立っています!」と誇らしげに語った。
共演者たちの感想
岡山天音(尾平役)は「僕も同じです!」と続き、「スポーツ選手になったような気持ちも味わえて、本当にいろいろなことを教えてくれる作品」と語った。清野菜名(羌瘣役)も「長期間、死地を戦い抜いてきたメンバー。皆さんと舞台に立てているのがとてもうれしいです」と笑顔を見せた。
山崎「全部思い出深い」
東急歌舞伎町タワーの大ビジョンには『キングダム』(2019)、『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022)のダイジェスト映像が流れ、キャストと観客が一体となって応援上映を楽しんだ。山崎は「全部思い出深い」と語り、特に漂(吉沢亮)との別れのシーンが印象深いと述べた。
三浦「『2』で成長を感じた」
三浦貴大(尾到役)は「『1』の信は未熟だったが、『2』で成長を感じた」としみじみ語り、濱津隆之(澤圭役)は「信の成長ぶりに驚いた」と話した。田中美央(渕役)は「『1』をテレビで観たことを後悔している。新作は劇場で観てほしい」と強調。真壁刀義(沛浪役)は『1』のオファーに喜びを感じたエピソードを披露した。
山崎賢人からのメッセージ
最後に山崎は「皆さんと一緒に『1』から振り返って盛りあがれて、本当にいい時間でした」と感謝し、「『キングダム 大将軍の帰還』は、いままでの集大成。一番おもしろい、最高の『キングダム』を大スクリーンで楽しんでほしい」と語り、大きな拍手を浴びていた。
『キングダム 大将軍の帰還』は7月12日から公開。