女子プロレス団体「マリーゴールド」の初代ツインスター王座決定戦が、7月30日に後楽園ホールで行われた。この試合では、桜井麻衣とMIRAIが翔月なつみと青野未来を破り、見事に初代タッグ王座を獲得した。
桜井麻衣の挑戦状
試合後、桜井は感涙しながら「ジュリア、あなたを倒すためにマリーゴールドに来た。私はもうジュリアの弟子ではない。今後はマリーゴールドを背負っていく」と宣言した。ジュリアは、8月19日の後楽園大会での日本ラストマッチを発表し、その相手として桜井を指名。桜井はこれを受け入れ、ジュリアに対する挑戦を表明した。
団体の危機と対応
しかし、団体は現在非常事態に直面している。団体最高峰のワールド王者であるSareeeが左手首を骨折し、エースの林下詩美は腸炎から復帰できていない。高橋奈七永も体調を考慮し、当面の間は限定出場となる。また、ジュリアの米WWE行きが確実となり、8月19日の後楽園大会が日本ラストマッチとして決定した。
桜井とMIRAIの決意
桜井とMIRAIは、この状況を受けて団体を支える決意を固めた。桜井は「団体を団結させ、選手全員が広い視野を持てるようにしたい」と述べ、MIRAIは「ジュリアが安心して世界に羽ばたけるように、私たちが団体を引っ張っていく」と意気込みを語った。
さらに、桜井は自身の「貴婦人スイッチ」をオンにし、道場の確保や新たなファンの獲得に向けた大胆な計画を発表した。桜井とMIRAIはその後、高級イタリアンで作戦会議を続け、今後の展望について語り合った。