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菜々緒、テレビ朝日系『無能の鷹』で主演 - 「ダメな自分も認めてあげられるような──」

女優の菜々緒が10月にスタートするテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『無能の鷹』で主演を務めることが明らかになった。このドラマは、漫画家はんざき朝未氏による同名コミックを原作とし、有能そうな見た目に反して、実は全く仕事ができない新入社員・鷹野ツメ子を描くコメディーである。

原作『無能の鷹』とは

『無能の鷹』は、女性コミック誌『Kiss』で連載中の同名漫画が原作。見た目は有能だが実際は無能な鷹野ツメ子と、見た目は無能だが実は仕事ができるサラリーマン・鶸田道人のコンビが織りなす奇跡を描いた物語だ。ドラマ版では、無能なヒロイン・鷹野ツメ子を菜々緒が演じる。

『無能の鷹』を前にした菜々緒は

悪女やクールビューティーのイメージが強い菜々緒だが、今回の役柄はまったく異なる。彼女は「今までにないお仕事コメディーだなという感想を持ちました」と語り、「この令和の時代に、こんな斬新なお仕事コメディーをお届けできるのがすごく光栄」と述べている。鷹野ツメ子を「禅とか仏のような、ある意味で超越した存在」とし、その無敵さに魅了されていると語った。

原作ファンからは既に期待の声

電子書籍のコメント欄には「菜々緒で実写化して欲しい!」という意見が多数寄せられており、菜々緒は「この作品に、すごく運命や使命を感じています」と意気込んでいる。原作者のはんざき朝未氏も「菜々緒さんが元々持っていらっしゃる圧倒的オーラと生命力、ストイックそうな感じと鷹野のあの内面がどんなケミストリーを起こすのか、とても楽しみです!」とコメントしている。

制作陣のコメント

脚本は『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』や『監察医 朝顔』で知られる根本ノンジ氏、演出は『アンナチュラル』や『トリリオンゲーム』の村尾嘉昭氏が務める。制作陣は原作の核を大切にしながら、ドラマならではの要素を加えて面白い作品に仕上げることを目指している。

菜々緒「ダメな自分も認めてあげられるような──」

菜々緒は視聴者に向けて「ダメな自分も認めてあげられるような、さわやかな無能さを皆さんにお届けできたらいいな」とメッセージを送り、「肩の力が抜けるような、クスッと笑える鷹野を演じていきたい」と意気込んでいる。視聴者に新たな風を届けるこのドラマが、多くの人々に愛されることを期待している。