今年デビューした韓国のガールズグループ「KATSEYE」。6月28日にデビューシングル「Debut」をリリースしてデビューしたが、韓国市場での反応は当初低調であった。しかし、最新シングル「Touch」のリリースと同時に配信されたNetflixのリアリティ番組「Pop Star Academy: KATSEYE」が転機となり、現在グループは急速に注目を集めている。
「末っ子」ユンチェの成長が話題に
KATSEYEでは特に、末っ子メンバーのユンチェが韓国のファンの間で注目されている。彼女は、英語を全く知らない状態でグローバルグループに参加し、生き残るために英語を学んでいる姿が共感を呼ぶ。Xでは200万回以上の閲覧数を記録するなど、大きな話題となった。ユンチェの努力やビジュアルが高く評価され、他のメンバーもそれぞれの才能やビジュアルで支持を集めているようだ。
このような流れが生まれたことにより、KATSEYEは韓国のSpotifyでバイラルソングチャート2位にランクインするなど、着実に成功を収めている。
Netflixドキュメンタリーに対する賛否
一方、8月21日にNetflixで公開されたドキュメンタリー「Pop Star Academy: KATSEYE」は、グループの形成過程を追った作品であるが、公開後に賛否両論を巻き起こしている。特に、メンバーのマノンに対する描写が一部のファンから不適切とされ、ネット上で議論が沸き起こった。
ネットユーザーの中には、このドキュメンタリーがKATSEYEのメンバーをネガティブに描いていると感じる者もおり、ファン層を分裂させる可能性があるとの懸念を表明している。これに対し、KATSEYEのメンバーたちはライブ配信でドキュメンタリーについてコメントし、当時の競争の激しさを認めつつも、現在の状況は異なると説明した。
着実に成功を収めるKATSEYE
KATSEYEは、多様な背景と才能を持つメンバーたちで構成されており、業界では、国際的な成功が期待されている。彼女たちが今後さらに成長し、世界的な音楽シーンでの地位を確立していけるのか、要チェックだ。