歌手・山下達郎が木村拓哉主演の映画「グランメゾン・パリ」の応援歌として、新曲「Sante」を書き下ろした。これは2023年に放送されたテレビドラマ「警視庁アウトサイダー」の楽曲「LOVE’S ON FIRE」以来、約2年ぶりの楽曲提供となる。
この新曲は映画の主題歌や挿入歌ではなく、作品を宣伝するために特別に制作されたものであり、フランス語で「乾杯」を意味する「Sante」は、劇中の料理人たちへのリスペクトを込めたものだという。
木村拓哉とのコラボ再び
山下達郎は2019年に放送されたドラマ「グランメゾン東京」でも、主題歌「RECIPE」を提供しており、木村とのコラボレーションは16年ぶりに話題となった。今作「グランメゾン・パリ」は、その続編としてパリを舞台に展開し、木村拓哉演じるシェフ・尾花夏樹がアジア人初のミシュラン三つ星を目指す奮闘を描く。
プロデューサー「達郎さんの曲なくしては成しえない」
本作のプロデューサーである伊與田英徳氏は、「達郎さんの曲なくしては成しえない」として、山下に楽曲提供を依頼した理由を明かしている。彼は「Sante」が、尾花とその仲間たちがパリで奮闘する姿にぴったりとマッチしていると語り、視聴者に感動をもたらすことを期待しているという。
新曲を使った最新予告映像も解禁
9月27日から、山下達郎の「Sante」を使用した90秒の最新予告映像が公開される。この映像では、尾花を中心に、グランメゾン・パリのチームが一丸となり、フランスのフレンチレストラン業界で三つ星を獲得するために挑戦する姿が描かれる。尾花が困難に立ち向かいながらも仲間との絆を深め、店の存続をかけた戦いに挑む様子が映し出され、視聴者に強い感動を与える内容となっている。
映画は12月30日公開予定
映画「グランメゾン・パリ」は12月30日に公開予定である。山下達郎が作り出す音楽と木村拓哉が演じる尾花夏樹の物語がどのように融合するのか注目だ。