テレビ朝日の人気ドラマ『相棒 season23』が、10月16日からスタートする。その初回拡大スペシャルでは、俳優の加藤清史郎が5年半ぶりに登場することが発表された。加藤は、2018年に放送された『相棒 season16』第19話「少年A」で演じた高田創を再び演じることとなり、物語に新たな展開が加わる。
右京・薫コンビの節目となる新シーズン
『相棒 season23』は、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の黄金コンビが復活してから3シーズン目に突入する。シリーズ全体としては10シーズン目となるため、節目の年とも言える。今回の初回スペシャルは、右京と薫が150年前の警察黎明期の暗殺事件に関連する深刻な事件に巻き込まれるストーリーが展開される。
かつての『少年A』が警察官として再登場
加藤が演じる高田創は、『season16』で母親からネグレクトを受け、無戸籍児として苦しい生活を送っていた少年だった。右京の手によって救われた彼は、弟とともに児童保護施設に入所した。その後、彼が警察官となり、特命係と共に事件の真相を追うという展開が今回のスペシャルで描かれる。
加藤は、今回の出演に対し「まさかこんなことが起きるとは!」と驚きと喜びを表し、「彼の成長と警察官としての歩みを演じることができて感慨深かった」と語っている。特命係との再会は創にとっても重要な意味を持つ。
黄金コンビとの共演に喜び
加藤は、今回の撮影で初めて右京×薫コンビと対面。「僕が幼い頃に見ていた『相棒』の黄金コンビですので、彼らと共演することは信じられないほどの経験でした」と振り返った。また、彼は役者としてのキャリアを振り返りつつ、『相棒』シリーズへの愛着を語り、「改めてこの作品が好きだと実感しました」と述べている。
期待高まる新シーズンの幕開け
加藤清史郎が演じる高田創の再登場に加え、右京と薫のコンビがどのように事件を解決していくのか、そしてシリーズ全体にどのような影響を与えるのかが注目されている。また、加藤以外にも豪華ゲストが出演し、新シーズンの幕開けにふさわしいストーリーが展開されることろう。