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福山雅治、東野圭吾「ブラック・ショーマン」映画版に主演決定 - 有村架純との初共演も

福山雅治が2025年公開予定の映画「ブラック・ショーマン」(田中亮監督)で主演を務めることが明らかになった。本作は、ミステリー作家・東野圭吾氏の小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を原作とし、福山が天才マジシャン役を演じる。福山と東野氏が再びタッグを組むのは、代表作「ガリレオ」シリーズ以来のことだ。

福山雅治がダークヒーローに挑む

福山が演じる主人公、神尾武史は、元ラスベガスで活躍していたマジシャンであり、東京でバーを経営する一方、犯罪にも手を染めるダークヒーロー。卓越したマジックの技術と鋭い人間観察力を駆使し、嘘をつきながらも事件の真相に迫るキャラクターである。福山はこの役について「『つまらない真実よりも面白い嘘のほうがいい』というスタンスで、東野先生が描く新しいダークヒーローを演じることに期待しています」とコメントした。

原作執筆のきっかけは福山のリクエスト

東野圭吾氏は「ブラック・ショーマン」の執筆にあたり、福山との会話がきっかけだったことを明かした。福山が「ダークヒーローを演じてみたい」と語ったことで、東野氏はそのアイデアを基に小説を書き上げた。東野氏は「福山さんの悪党役が見たいと思い、この作品を生み出しました」と語っている。福山と東野氏のタッグは「ガリレオ」シリーズで大成功を収めており、今回の再タッグにも大きな期待が寄せられている。

有村架純との初共演でバディを組む

本作では、福山と有村架純が初めて共演する。有村は、武史のめいでありバディとして共に事件を解決する神尾真世役を演じる。真世は元中学校教師であった父・英一の死の謎を追い、叔父の武史と共に奔走する。福山は有村との共演について「彼女の誠実な姿勢と作品に対する真摯な態度に感銘を受けています。素晴らしいセッションになることを楽しみにしています」とコメント。有村も「素敵なバディを組んで最後まで頑張ります」と意気込みを語った。

作品のあらすじ

物語は、神尾武史が兄である英一の死の謎を解明しようとするところから始まる。元マジシャンである武史は、めいの真世と共に、鮮やかなマジックや心理操作を駆使して事件に挑む。物語の中で、真実と嘘が交錯し、観客を引き込むスリリングな展開が待っている。

東野圭吾と福山雅治の新たな挑戦

「ブラック・ショーマン」は、福山雅治の新たな挑戦であり、東野圭吾氏の原作を再び映像化するという大きなプロジェクトだ。東野氏は「福山さんの悪党ぶりが楽しみです」と期待を寄せており、福山も「原作ファンの期待に応えるべく全力を尽くします」と語っている。