RIIZEの元メンバー、スンハンの脱退が発表されて数日が経過したが、その波紋は続いている。10か月の活動休止から復帰が発表されたわずか48時間後に脱退が決まり、国際的なファンの間で混乱が広がった。スンハンの脱退は、SMエンタテインメントが一部の韓国人ファンの抗議に屈した結果とみられている。彼のプレデビュー時の生活、特に交際相手がいたことや喫煙の報道が一部ファンの反発を招き、会社宛に弔花が送られる事態となった。
国際的なファンの反応とボイコット運動
スンハンの脱退を受けて、国際的なファンはRIIZEとSMエンタテインメントへの抗議運動を展開している。ファンはスンハンがグループに戻るまでボイコットを継続する姿勢を示しており、世界中のK-Popストアもボイコットに参加し、RIIZEの製品を取り扱わないことを表明している。
シーズングリーティング発表に疑問の声
そんな中、SMエンタテインメントは2025年版シーズングリーティング(「年末年始のあいさつ」として販売される特装版ボックス)を発表した。6人のメンバーが「魔法学校」をテーマにしたコンセプトで登場したが、この発表は多くのファンの反発を招いた。「RIIZEは7人だ」というコメントがSNSに多数寄せられ、投稿は220万回以上閲覧された。ファンの中には、シーズングリーティングの準備が既に進んでいたことから、最初からスンハンの復帰は考慮されていなかったのではないかとの疑念を抱く者もいた。
ELLE Koreaの雑誌カバーにも批判
スンハンの脱退発表直後に公開されたELLE Koreaの11月号にはRIIZEがカバーを飾り、これもまた議論を呼んだ。6人のメンバーのみが登場していることから、「RIIZEは7人である」とのコメントが多く寄せられた一方、一部の韓国ファンは「RIIZEは6人だ」と賛辞を送っていた。さらに、カバー写真の一つには大きなホッキョクグマがメンバーと共に写っており、ファンの間では「これはスンハンの代わりなのではないか」との憶測も飛び交っている。
スンハンの脱退をめぐる今後の展開
ファンの間では、SMエンタテインメントが一時的にスンハンを復帰させた後、一部ファンの反応を理由に脱退を決断したのではないかとの疑念が根強い。シーズングリーティングの発表やELLE Koreaのカバーに見られる動きは、スンハンの復帰が本気で検討されていたかどうかに対する疑念を強めている。ファンの反発が続く中、今後のRIIZEとSMエンタテインメントの対応が注目される。