SMエンターテインメントは、1995年の設立以来、数々のアーティストを輩出してきたK-POPの大手事務所である。同社は30周年を記念して、これまでのアーティストたちの歩みを振り返る「30th Anniversary Brand Film」を公開。SNS上では多くのファンから反響があり、K-POPの歴史に思いを馳せる様子を見せた。
ファンやアーティストへの感謝
SMエンターテインメントは、これまでの30年間の活動を支えてくれたファンやアーティストに感謝を述べるとともに、今後の夢や物語を共に紡いでいくことへの期待を表明している。この映像には、H.O.T.から最新グループRIIZEまで、同事務所の歴史を彩る多くのグループが登場し、K-POPの文化と影響力が強調された。
一部のファンが指摘した「欠けているグループ」
しかしながら、ファンの中には「全てのグループが網羅されていない」と感じる声もあった。特に、2005年にデビューした4人組女性グループ「天上智喜 The Grace」が映像に含まれていなかったことが議論を呼んでいる。このグループは「女性版TVXQ」としてデビューし、2007年のアルバム曲「One More Time, OK?」で音楽番組1位を獲得するなど、当時大きな人気を博した。
天上智喜 The Graceの不在
天上智喜 The Graceの不在について、ファンからは「活動期間も長かったし、メンバーは日本でもプロモーションを行っていた」との意見が寄せられた。特に、メンバーのステファニーはダンススキルで注目されていたこともあり、彼女たちが映像に含まれなかったことに対して疑問を抱く声が多かった。
一方で、映像に登場しなかった他のグループにも同様の声が上がりつつも、「ファン層の規模が小さいグループは除外されたのではないか」と理解を示す意見もあった。映像の中で強調されたのは、主に大きな成功を収めたグループであり、天上智喜 The Graceのようなグループが含まれなかった理由については、意見が分かれている。