人気漫画『はたらく細胞』の実写化映画が、12月13日に公開されることが決定している。本作は、永野芽郁と佐藤健がW主演を務め、清水茜の原作漫画を基にした体内を舞台にした擬人化された細胞たちの活躍を描く物語だ。今回、新たに塚本高史、一ノ瀬ワタル、DJ KOOの3名が新キャストとして発表された。
体内の新キャストが発表
今回発表された塚本高史は、主人公の女子高生・日胡（演：芦田愛菜）の体内で神経伝達物質を運ぶ神経細胞の一つ「好中球先生」を演じる。塚本は「この映画を通じて、少しでも自分の体を労ってほしい」とコメントしている。
一ノ瀬ワタルは、不摂生な日胡の父親・茂（演：阿部サダヲ）の体内にある外肛門括約筋を演じる。排便時の重要な役割を果たすこの筋肉は、コミカルなシーンを彩る役どころとなっており、一ノ瀬は「排便の際には私たちの演じたシーンを思い出してほしい」とユーモアを交えて語った。
DJ KOOは、日胡の体内で情報を伝達する神経細胞役を担当。彼は「神経細胞役としてフロアを盛り上げるように、テンションを爆上げで演じました！」と撮影の裏話を披露し、観客に向けて「この映画で笑って泣いて、感動してほしい」とメッセージを送った。
原作と実写化の特徴
『はたらく細胞』は、清水茜によるメガヒット漫画を基に、細胞を擬人化した斬新な設定が特徴の作品だ。累計1,000万部を超える原作漫画は、体内の細胞たちがどのように働いているかをわかりやすく、かつエンターテイメント性を持って描いており、アニメ版も多くの視聴者を魅了した。
実写版では、武内英樹監督（『テルマエ・ロマエ』『翔んで埼玉』）がメガホンを取り、日本映画最大のスケールで体内の冒険を描くことが期待されている。また、アクション演出には『るろうに剣心』の大内貴仁が参加し、迫力あるシーンが多く盛り込まれる予定だ。
先に発表された主要キャスト
すでに発表されているキャストには、赤血球役の永野芽郁、白血球（好中球）役の佐藤健をはじめ、日胡役の芦田愛菜、茂役の阿部サダヲらが含まれる。また、キラーT細胞役には山本耕史、NK細胞役には仲里依紗、マクロファージ役には松本若菜、ヘルパーT細胞役には染谷将太、肝細胞役には深田恭子が名を連ねている。
