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北村匠海、映画「悪い夏」で主演 公務員の破滅を描く衝撃作

俳優・北村匠海が主演を務める映画「悪い夏」が、2025年3月20日に全国公開されることが発表された。本作は、作家・染井為人の同名小説を原作としており、真面目な公務員が犯罪に巻き込まれ、破滅への道をたどる姿を描いた物語である。監督は城定秀夫、脚本は向井康介が手がけ、累計18万部を売り上げた話題作の映画化として注目されている。

ストーリー概要

「悪い夏」は、市役所に勤務する気弱な公務員・佐々木が、ふとしたきっかけで犯罪の世界に足を踏み入れてしまう様子を描く。作中には、育児放棄寸前のシングルマザーや裏社会の住人、生活保護の不正受給者、ドラッグの売人など、さまざまな「クズとワル」が登場し、佐々木の人生が転落していく様子が描かれる。

北村匠海のコメント

北村匠海は本作について「優しい映画ではありません。かといって、暗い映画でもない。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗をぶつけ合い、なんか泣けたり笑えたりします」とコメントしている。また、城定監督との初共演について「一緒に作品を作れることが夢だった」と語り、作品への強い思いを表明した。

特報映像とビジュアル公開

主演キャストの発表に合わせて、特報映像とティザービジュアルが公開された。特報映像では、ナイフを手にした佐々木が怒りを爆発させる様子が映し出されており、映画の緊迫感を伝えている。また、ビジュアルには佐々木が不敵な表情でナイフを持つ姿が描かれており、作品のダークな世界観が強調されている。

監督・脚本の紹介

本作の監督を務めるのは、「アルプススタンドのはしの方」や「ビリーバーズ」などで知られる城定秀夫。脚本は、「ある男」などの作品で評価を得ている向井康介が手がける。城定監督は、現代社会の闇を巧みに描く手腕に定評があり、本作でもその実力が存分に発揮されることが期待されている。

公開日と期待

「悪い夏」は、2025年3月20日に全国公開される予定。北村匠海が演じる公務員・佐々木の破滅への道のりと、それを取り巻くダークな登場人物たちの物語が、観客にどのような衝撃を与えるのか、期待が高まっている。