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韓国ドラマ「わかっていても」をリメイク、日本独自の世界観を展開

俳優の横浜流星(28)が、12月9日午後9時よりABEMAで配信開始されるオリジナル連続ドラマ「わかっていても the shapes of love」で主演を務めることが決定した。横浜にとって恋愛ドラマへの出演は、2021年のTBS系ドラマ『着飾る恋には理由があって』以来3年ぶりである。今回の作品は、韓国で高い人気を誇ったNetflixオリジナルドラマ「わかっていても」を原案としたリメイク版だ。

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主人公・香坂漣の魅力と物語の舞台設定

本作は、神奈川県・鎌倉の芸術大学を舞台に、恋愛に傷つくとわかっていても愛に手を伸ばしてしまう人間の心理や衝動を描くラブストーリーだ。横浜が演じる香坂漣(こうさか・れん)は、若くして天才と称される芸術家であり、特別臨時講師として海外から赴任してくるという設定である。漣は、周囲の人々を惹きつける強い吸引力を持ちながらも、自らの内面にはミステリアスで複雑な感情を抱える人物だ。

「好きになれば痛い思いをする」と分かっていながらも惹かれてしまう「沼男」として、香坂漣は女性視聴者の共感を呼ぶキャラクターである。

横浜流星のコメント「今しかできない恋の話」

横浜は、恋愛作品へのカムバックに対し、「自分が世に広く知っていただいたのは恋愛作品ですし、愛の話はこれからもできるが、恋の話は今しかできないと感じた」と出演の理由を語った。また、「原作へのリスペクトを持ちながらも、自分たちがやる意味を考え、1人1人が輝くような恋愛群像劇にしたい」と意気込みを語り、「この冬、視聴者の心を温められる作品になれば嬉しい」とアピールした。

中川龍太郎監督のコメント「人間の繊細さと強さを表現」

メガホンを取るのは、映画『四月の永い夢』や『わたしは光をにぎっている』で国内外の映画祭に招待された中川龍太郎監督だ。監督は「流星さんのミステリアスな魅力が物語を引き立てるが、彼の繊細さ、激情、優しさも描きたい」と作品の見どころを語った。また、「この物語は、恋愛の痛みを知りながらも一歩を踏み出す若者たちの群像劇で、多くの方の心に響く作品になることを願っている」と意気込みを示した。

リメイクへの喜びを語る原作者ジョンソ氏のコメント

原作の漫画家であるジョンソ氏も、日本でのドラマ化に対し喜びを表明。「子どもの頃から日本の漫画やドラマ、映画を見て育ってきた者として、自分の作品が日本でリメイクされるのは非常に嬉しい」と語り、公開を心待ちにしているという。

藤井道人監督も企画に参加し、注目のクリエイティブチームが集結

本作には、映画『青春18×2 君へと続く道』がアジア全域でヒットした藤井道人監督もエグゼクティブ・プロデューサーとして参加。横浜が主演を務めた映画『正体』の制作陣がタッグを組むことで、注目のクリエイティブチームが集まっている。

配信スケジュールと今後の展開

ABEMAオリジナル連続ドラマ『わかっていても the shapes of love』は、12月9日午後9時から第1~3話が一挙配信され、Netflixでも国内外で同時配信される。年末年始にかけて、視聴者は横浜流星の恋愛ドラマにたっぷりと浸ることができるだろう。