漫才日本一を決める大会「M-1グランプリ2024」が、20周年を迎える記念すべき年に開催される。本大会のメインポスターが公開され、歴代の王者19組が一堂に会する特別なビジュアルが注目を集めている。
20周年記念ポスター、歴代王者が“最高の漫才”を満喫する姿
「M-1グランプリ2024」のメインポスターには、“今年最高の漫才”を観て大爆笑する歴代王者19組が劇場の客席に勢ぞろいしている。ポスターのキャッチコピーは、決勝戦冒頭の定番ナレーション「俺たちが一番おもしろい。」をもじり、「お前たちが一番おもしろい。」と記載。これは今年の出場者たちへのエールともいえる内容で、頂点を目指す挑戦者たちの士気を高める仕上がりとなっている。
ポスターは、「M-1グランプリ大全2001-2024 20回大会記念」の表紙デザインにも採用されており、11月22日から書店に並ぶ予定だ。
過去最多エントリーと準々決勝の熱戦
今年の「M-1グランプリ」はエントリー数が史上最多の1万330組に達した。予選の準々決勝は、11月20日に大阪・なんばグランド花月、21日と22日に東京・ルミネtheよしもとで行われ、132組が激戦を繰り広げる。準々決勝を突破した30組が準決勝進出を果たす予定で、その結果は11月23日にTVerで公開される。
また、敗者復活戦のルールも健在で、準々決勝敗退者の中から投票で1組が準決勝に進出できる“ワイルドカード”が注目を集めている。ワイルドカードで選ばれた組が準決勝で敗退した場合、敗者復活戦への再挑戦は認められないため、特に緊張感が高まる。
決勝戦は12月22日、20周年を祝う特別な一戦に
準決勝は12月5日に東京・NEW PIER HALLで開催され、決勝戦は12月22日にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送される。20周年という節目を迎える今年、どのコンビが新たな王者となるのか、例年以上に注目が集まっている。
大会を振り返ると、2001年の第1回開催ではエントリー数がわずか1606組だったが、年々規模を拡大してきた。「M-1」は芸人たちにとって夢の舞台であると同時に、敗退による引退のきっかけにもなり得る厳しい大会だ。それでも挑戦し続ける芸人たちの熱意と努力が、この大会を特別なものにしている。
漫才の最高峰を決する「M-1グランプリ2024」、歴史に残る20回目の大会がどのようなドラマを生むのか、期待が高まるばかりだ。
