第82回ゴールデングローブ賞のノミネート作品が、現地時間9日朝(日本時間9日夜)に発表された。発表以降、ハリウッド作品における日本の存在感が注目されている。
「SHOGUN 将軍」が4部門でノミネート
日本の戦国時代を舞台にした歴史ドラマ『SHOGUN 将軍』が、テレビドラマ部門で4つの部門にノミネートされた。ノミネートされたのは、作品賞、主演男優賞(真田広之)、主演女優賞(アンナ・サワイ)、助演男優賞(浅野忠信)である。
『SHOGUN 将軍』は、ジェームズ・クラベルの小説を原作にした作品で、ほとんどのセリフが日本語で展開されるアメリカでは異色のドラマだ。今年9月に開催されたエミー賞では、1シーズンの作品として過去最多の18の賞を受賞し、話題となった。
過去の記録を超えるか?日本人の快挙に期待
1980年にドラマ化された『将軍 SHOGUN』では、主演男優賞と主演女優賞を含む複数の部門で受賞した実績がある。今回の『SHOGUN 将軍』で真田広之が主演男優賞を受賞すれば、日本人として初の快挙となる。また、アンナ・サワイが主演女優賞を受賞すれば、44年ぶりの日本人受賞となる。
映画部門ではアニメ作品が注目
映画部門では、日本の神山健治監督によるアニメーション映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』が話題だ。この作品は、J・R・R・トールキンの原作をもとに、ピーター・ジャクソン監督による過去の3部作につながる物語を描いている。制作には日本のSOLA ENTERTAINMENTも参加しており、異文化コラボレーションの成果が期待されている。
ゴールデングローブ賞公式サイトでは、神山監督を取り上げた記事を掲載し、「異なる文化や視点がハリウッドで成功する鍵になる」との監督のコメントが紹介された。
授賞式は来年1月
第82回ゴールデングローブ賞の授賞式は、2025年1月5日(現地時間)に開催される予定だ。2025年も日本に関連する作品や人物の活躍が期待したい。
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