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Snow Man、岩本照が復帰し「東京、騒いでいこうぜ!」5.5万人のファンと熱狂の東京ドーム公演

Snow Manが15日、グループ初となる5大ドームツアー「Snow Man Dome Tour 2024 RAYS」の東京ドーム公演を開催した。デビューから約4年10カ月というスピードで5大ドームのステージを実現し、5万5000人の観客を前に計35曲を披露した。

ツアーの目玉でもある4枚目のアルバム「RAYS」を引っ提げてのステージでは、リード曲「EMPIRE」や代表曲「ブラザービート」「HELLO HELLO」などが披露された。さらに、来年1月22日に発売予定のベストアルバム「THE BEST 2020-2025」に収録される新曲「SBY」のパフォーマンスも行われ、公式YouTubeでの生配信には最大53.4万人が視聴していた。

岩本照が復帰、ファンから「おかえり」コール

先月、鼻の中にできた良性腫瘍の手術を受け、活動を一時休止していたリーダー岩本照が、この日公演で復帰。黒いマスクを着用しながらもダンスやパフォーマンスを披露し、ファンから「照おかえり~!」と大きな声援を受けた。岩本は「ただいま!東京、騒いでいこうぜ!」と笑顔で応え、ステージを盛り上げた。

メンバーも岩本の復帰を喜び、向井康二は「ひー(岩本)がいると思って泣きそうになった」と感動を語った。ライブ後半では岩本が上半身裸になる場面もあり、会場からは大歓声が上がった。

壮大な演出でファンを魅了

ステージ演出も観客を楽しませた。オープニングでは、9人がそれぞれ個性を生かした登場を披露。目黒蓮が高さ16メートルからジップラインで登場すると大歓声が巻き起こり、阿部亮平は水を使った華やかな演出、岩本はバイクで会場を縦断した。

さらに、楽曲「ドレス&タキシード」では、メンバーが高さ24メートルまで上がる気球に乗り、会場全体をくまなく回るパフォーマンスを展開。観客一人ひとりに視線を送る姿勢が、多くのファンを感動させた。

メンバーが語る5大ドームツアーへの思い

グループにとって初の5大ドームツアーについて、メンバーたちは喜びと感謝の言葉を語った。ラウールは「Snow Manの最上級の勢いを存分に感じていただきたい」と話し、目黒蓮は「憧れだったツアーを実現できて本当にうれしい」と感慨深げだった。

岩本は「皆さんのおかげで9人そろって東京ドームに立てた。この光景を忘れず、これからも突き進みたい」と感謝を表明。深澤辰哉は「僕たちの光はファンの皆さんそのもの。これからも支え合って歩んでいきたい」と述べた。

今後のツアー予定

Snow Manは、18日までの東京ドーム公演を経て、25日から京セラドーム大阪で3公演を開催予定。全国5都市13公演で、計61万5000人を動員する見込みである。9人の勢いは、さらに加速しそうだ。