韓国のアイドルグループSHINeeのメンバー、テミンの公式YouTubeチャンネルがハッキング（不正アクセス）の被害を受け、削除されたことが明らかになった。所属事務所であるBig Planet Madeが12月16日に発表した。
ハッキング被害の経緯
Big Planet Madeによると、12月15日午前3時頃、テミンのYouTubeチャンネルに再びハッキングの兆候が確認されたという。事務所は直ちに対応し、チャンネルの復旧と必要な手続きを行った。また、同日朝にはハッキングが疑われるアカウントを報告し、関連証拠をYouTubeに提出したと説明した。
しかし、12月16日午後1時頃、YouTubeから「コミュニティガイドライン違反によりチャンネルが削除された」との通知を受けた。これにより、チャンネルは現在閉鎖された状態にある。
事務所の対応と謝罪
Big Planet Madeは、「複雑なパスワードや二段階認証、厳格なセキュリティプロトコルを実施していたにもかかわらず、このような事態が発生した」とし、ファンに対して謝罪した。また、事務所はYouTubeとの協議を進めており、「事実関係を明確にし、できるだけ早くチャンネルを復旧させるために最善を尽くしている」と述べた。
さらに、過去にもハッキング被害があったことを重く受け止め、警察への届け出や法的措置を取る方針を明らかにした。
過去のハッキング被害
テミンのYouTubeチャンネルは2023年9月にもハッキング被害に遭っている。当時はチャンネルのロゴがTeslaのロゴに変更され、すべての動画がTesla関連の動画に差し替えられるという事態が発生した。今回の被害によりチャンネルが閉鎖されたことで、ファンからは不安の声が上がっており、事務所による迅速な復旧が待たれている。
ファンへのメッセージ
Big Planet Madeは声明の中で、「突然の事態に関し、ご理解をお願いするとともに、問題解決に全力を尽くしている」と強調している。事務所とYouTubeの協力により、チャンネルが早期に復旧し、再発防止策が講じられることが期待されている。
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