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八乙女光、約5年ぶりの舞台出演 「ベートーヴェン」に挑む意義を語る - 「僕に舞台のお話が来たのは運命なのかな」

Hey! Say! JUMPの八乙女光が、12月23日に東京・日経ホールで行われたリーディング・コンサート『ベートーヴェン/届かなかった手紙』の公開ゲネプロ(通し稽古)前の囲み取材に参加した。本格的な舞台出演は約5年ぶりとなる八乙女は、今回の舞台を自分にとって「運命」と表現し、その意義を語った。

突発性難聴を経験し「運命」を感じた配役

八乙女が演じるのは、作曲家ベートーヴェンの弟子フェルディナント・リース役。ベートーヴェンが難聴で苦しみながらも数々の名曲を生み出した背景に触れ、自身も過去に突発性難聴を経験したことから「僕に(この舞台の)お話が来たのは『運命』なのかな」と語った。

今回のリーディング・コンサートは朗読と音楽の融合が特徴で、ベートーヴェンの手紙にまつわる謎解きを軸に進行する。朗読劇への初挑戦については、「身振り手振りが封じられる難しさがあるが、それも含めて楽しみたい」と意欲を見せた。

メンバーは朗読劇に興味津々

取材では、グループメンバーとのエピソードも明かした。高木雄也や薮宏太からは「朗読劇ってどんな感じ?」と興味を持たれたといい、そのやり取りを「身振り手振りができない難しさを伝えたら納得してくれた」と振り返った。また、山田涼介からは「欲しい家電があったら買うよ」と提案され、洗濯機を思い浮かべたものの「高価すぎて改めて考えたい」と笑顔で語った。

さらに、クリスマス期間中の公演に関しては「メンバーが観劇に来てくれたら最高。プレゼントも持ってきてくれたらうれしい」と冗談交じりに期待を寄せた。

今年を振り返り、来年への展望

八乙女は今年を「チャレンジの年」と振り返り、「個人でYouTubeを始めたり、初めてリーディング・コンサートに挑戦したりと新しいことにたくさん取り組んだ」と語った。グループとしても1年4ヶ月をかけてシングルを発売するなど、意義深い年だったと述べた。

来年については「少しゆったりしたスケジュールで過ごし、地元宮城で牛タンをたくさん食べたい」と笑顔を見せた。

復帰後の舞台を再スタート地点に

ドームライブを控える多忙な中で、「復帰後の舞台は勇気が必要だったが、これを再スタートとして、さらにいろいろなことに挑戦していきたい」と力強い決意を示した。

リーディング・コンサート『ベートーヴェン/届かなかった手紙』は、24日から26日まで東京・日経ホールで上演される。