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伊藤健太郎主演、ドラマ『未恋』1月9日スタート - 伊藤が挑む“かくれぼっち”主人公の成長とは

俳優の伊藤健太郎が、2025年1月9日より放送開始予定の主演ドラマ『未恋みれん~かくれぼっちたち~』について取材会で語った。本作は、夢や本心から逃げる若者たちの葛藤を描く群像劇であり、伊藤が演じる主人公・高坂健斗が変化していく姿が描かれる。

高坂健斗というキャラクター

高坂健斗は、出版社の漫画編集部で働く「ミスターリスク回避」と呼ばれる人物。徹底した準備と計画性で仕事をこなすが、心を閉ざした一面を持つ。伊藤は「彼は“できる男”だが、人との距離を置いている部分がある。“かくれぼっち”を体現しているキャラクターだと感じた」とコメント。また、自分との共通点は少ないとしつつも「共感はできなくても理解はできる。その理解が役に取り組む原動力になった」と語った。

健斗のセリフ「好きじゃないことを仕事に選んだ。その方が上手くいくんだよ…」については、「自分の考え方とは違うが、そう考える人がいることは理解できる」と振り返った。

共演者とのエピソード

共演者である愛希れいか(鈴木みなみ役)と弓木奈於(深田ゆず役)について、伊藤は「お二人とも非常に人見知り」と明かしつつも、現場では和やかな雰囲気だったと述べた。「最初は反応が薄いこともあったが、だんだん心を開いてくれるのが楽しかった」と笑い交じりに語った。

伊藤の目標と抱負

取材会の最後に「今年を漢字一文字で表すと?」という質問に対し、伊藤は「楽」と答え、「『未恋』の撮影が楽しく、充実した2024年だった」と振り返った。また、「来年はさらなる芝居の挑戦をしたい」と意欲を示した。

ドラマ『未恋~かくれぼっちたち~』概要

本作は、夢に挫折した健斗が、個性的な2人の女性と向き合いながら自身の気持ちに正直になっていく物語。脚本には吉田ウーロン太や石黒麻衣らが参加し、Z世代の感情を繊細に描く。放送はカンテレ・フジテレビで1月9日深夜0時40分より開始予定で、FODでも同時配信される。