日本を代表するロックバンドB’zが、12月31日放送の「第75回NHK紅白歌合戦」に初めて出場することが発表された。NHKの紅白出演オファーを断り続けてきたというB’zがついに舞台に立つこととなり、今回の紅白における注目ポイントとなっている。
36年のキャリアで初の紅白出演
1988年のデビュー以来、数多くのヒット曲を生み出してきたB’zは、2008年には「日本でもっともアルバムを売り上げたアーティスト」としてギネス世界記録に認定されている。これまで紅白への出演を断り続けてきたが、今年の後期連続テレビ小説「おむすび」の主題歌「イルミネーション」を担当したことがきっかけとなり、紅白への出演が実現した。
当日は、「イルミネーション」をテレビ初披露する予定だ。この楽曲は紅白司会を務める橋本環奈が主演する同ドラマの主題歌で、紅白の目玉企画として期待されている。
NHKの悲願が実現
NHKは長年にわたりB’zに出演オファーを続けてきたが、実現には至らなかった。しかし、今年はギターの松本孝弘がNHKの「SONGS」に、ボーカルの稲葉浩志が「tiny desk concerts JAPAN」に出演するなど、個別での活動が増えたこともあり、熱心なラブコールが結実する形となった。
さらに、B’zが2人そろってテレビでパフォーマンスを披露するのは、2017年12月のTBS「CDTVスペシャル！クリスマス音楽祭2017」以来7年ぶりとなる。
生中継か事前収録かは不明
NHKは25日にB’zの紅白出場を正式発表し、「紅白ならではの貴重なパフォーマンスをどうぞお楽しみに！」とコメントしている。一方、出演形式が生中継となるのか事前収録となるのかは未定である。しかし、B’zはワールドワイドな人気を誇るライブバンドであり、生ライブへの期待が高まっている。
紅白歌合戦の詳細
「第75回NHK紅白歌合戦」は、12月31日（火）19:20より放送予定。NHK総合をはじめBSプレミアム4K、BS8K、ラジオ第1でも放送される。
特別企画としてディズニーとのコラボレーションや子供向けプログラム「歌って踊ろう！KIDS SHOW」も実施される予定であり、幅広い世代が楽しめる内容となっているとのことだ。
