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「SHOGUN 将軍」出演の真田広之と浅野忠信、米ゴールデン・グローブ賞で受賞 昨年のエミー賞に続く快挙

アメリカで優れた映画やテレビ作品を表彰する第82回ゴールデン・グローブ賞が1月5日(現地時間)に発表され、ドラマ「SHOGUN 将軍」に出演した真田広之(63)が主演男優賞(テレビドラマ部門)を、浅野忠信(51)が助演男優賞を受賞した。

真田広之は主演男優賞を受賞

「SHOGUN 将軍」は、日本の戦国時代を舞台にしたドラマで、豊臣秀吉の死後に起きた覇権争いをモチーフにしている。徳川家康と石田三成をモデルにした武将たちの争いに、漂着した英国人航海士が巻き込まれるという物語だ。原作はジェームズ・クラベルの小説で、1980年にも三船敏郎や島田陽子が出演する形でドラマ化されている。

真田広之は、徳川家康をモデルにした主人公の武将を演じ、主演だけでなくプロデューサーも務めた。その演技は国内外で高く評価され、今回の受賞につながったという。

浅野忠信は助演男優賞を受賞

浅野忠信は、同作で伊豆地方の野心家の領主を演じ、助演男優賞を受賞した。浅野はこれまで「地雷を踏んだらサヨウナラ」やハリウッド映画「マイティ・ソー」など数々の作品に出演し、国際的なキャリアを築いてきた。今回の受賞でさらなる注目を集めている。

日本語主体の作品が国際的評価を獲得

「SHOGUN 将軍」は、制作を米ウォルト・ディズニー傘下のFXが手掛け、日本人キャストやスタッフが多く参加。セリフの約7割が日本語ながら、2024年9月にはエミー賞で史上最多の18冠を達成するなど、アメリカでも高い評価を受けている。

今回のゴールデン・グローブ賞では、作品賞やアンナ・サワイの主演女優賞ノミネートも話題となった。同時に、韓国の人気ドラマ「イカゲーム」シーズン2もノミネートされ、アジアの作品が世界的な注目を集めていることを印象付けた。