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大泉洋、映画『室町無頼』の海外向け会見で軽妙なトークを披露 - 「ねずみ男をやりました。なんでもやります」

俳優の大泉洋(51)と入江悠監督が1月7日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で映画『室町無頼』(1月17日公開)の記者会見に出席した。本作は、直木賞を受賞した垣根涼介の小説『室町無頼』を原作に、室町時代の激動を背景にしたアウトローたちの物語を描く。

英語での経歴紹介に苦笑い

会見の冒頭、司会者が英語で大泉の経歴を紹介した際、特に『ゲゲゲの鬼太郎』というフレーズが強調され、大泉は苦笑い。これに対し大泉は「『室町無頼』で蓮田兵衛という役を演じました大泉洋でございます」と挨拶しながら、「先ほど『ゲゲゲの鬼太郎』の紹介もありましたが、ねずみ男をやりました。なんでもやります」とユーモアたっぷりに語り、会場の笑いを誘った。

本作の魅力と師弟関係

『室町無頼』は、大飢饉と疫病が続く応仁の乱前夜の京を舞台に、巨大な権力に立ち向かうアウトローたちの活躍を描いた時代劇である。大泉が演じる蓮田兵衛は、天涯孤独の青年・才蔵(長尾謙杜)と師弟関係を築く。入江監督は「撮影中、大泉さんと長尾さんの2人で現場で芝居を膨らませていきました。脚本にはない部分が加わり、2人の関係性が深まっていくのを感じました」と振り返り、「楽しかったですね」と笑顔を見せた。

大泉洋の期待と時代劇の可能性

大泉は「今、世界で日本の時代劇が盛り上がっております。この『室町無頼』も世界に羽ばたく映画になれば」と本作への期待を語った。さらに、ヒロイック(英雄的)な主人公と『ゲゲゲの鬼太郎』でのコミカルな役柄のギャップを笑いを交えて話し、自身の幅広い演技力をアピールした。

映画『室町無頼』とは

本作は、日本史上初めて武士階級による一揆を描いた作品であり、歴史に名を残した蓮田兵衛の知られざる戦いをドラマチックに表現しているという。公開は1月17日となっており、日本の時代劇ファンのみならず、世界の観客にもアピールする作品として期待されている。

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