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SUPER EIGHT、デビュー20周年ツアー「二十祭」完走 - 横山裕「歌詞が今になって身に染みる。本当に集大成のライブだった」

SUPER EIGHTが1月13日、京セラドーム大阪で全国ドームツアー「超DOME TOUR 二十祭」の最終公演を迎えた。昨年12月の福岡公演を皮切りに、3都市8公演で計38万人を動員。デビュー20周年を記念したツアーの集大成として、約4時間に及ぶ熱演を繰り広げた。グループの原点である大阪の地で成人の日を迎え、“二十歳”の節目を祝った。

過去と現在を繋ぐセットリスト

ライブは、オープニングムービーから飛び出す演出で5人が舞台に登場し、安田章大が「今宵は成人式だぁ!」と叫んで幕を開けた。デビュー曲「浪花いろは節」や、「ズッコケ男道」をバンドスタイルと当時のツアー再現の2パターンで披露するなど、グループの歴史を振り返る構成となった。また、「NOROSHI」では旧グループ名「関ジャニ∞」から現名称「SUPER EIGHT」への変遷を表現する演出も行われた。

本編の最後には、このツアーのために書き下ろされた新曲「LIFE GOES ON」を披露。演出を担当した大倉忠義は「お客さんと一緒に、20年のアルバムを1ページずつめくるようなライブ」と語り、過去のアンケートや映像作品を参考にセットリストを作成したという。

20年を乗り越えて得た結束

SUPER EIGHTは、2004年9月の全国デビューから20年の間にメンバーの脱退や病気、グループ名の変更など、多くの試練を経験してきた。横山裕は「歌詞が今になって身に染みる。本当に集大成のライブだった」と語り、安田は「ファンも同じように心を疲弊した時期があった。それを雪解けするためのライブ」と振り返った。

また、村上信五は「この景色を大切にしたい」と話し、丸山隆平は「5人で活動を続けてこられてよかった」と感謝を伝えた。

次の20年に向けて

ツアーの最終公演を終えたSUPER EIGHTは、次の目標に向けた新たな一歩を踏み出している。村上は「時代が続ける先を決める」としながらも、「続けていくことでどんな未来に変わっていけるのか楽しみ」と語った。大倉は「会場の大きさにこだわりはない。これからもお客さんに元気を届けたい」と意欲を示した。