ATEEZのリーダーであるホンジュンが、新曲のラップ歌詞を通じてHYBEとその会長バン・シヒョク氏への批判を示唆しているのではないかと、K-POPファンの間で議論を呼んでいる。
新曲「SMB」の歌詞に込められた意味
1月15日に、ホンジュンはアメリカのラッパーOdetariとコラボレーションした新曲「SMB」を発表した。リリース後、ファンの間で特にホンジュン自身が書いたラップの歌詞が注目を集めた。その歌詞には、「Not a single thing is fun / Act your age, loser」や「You think you’ve made it, hitman / If you’ve got time to watch others, watch your back / Du-du-du, Bang」などのフレーズが含まれており、これがHYBEやバン・シヒョク氏を暗に批判しているのではないかと考えるファンも多い。
HYBEの内部文書を巡る論争と関連性
歌詞中の「hitman」や「bang」といった単語は、HYBEの会長であるバン・シヒョク氏の通称「Hitman Bang」を連想させることから、ファンはこれらがHYBE内部の論争を暗示しているのではないかと考えている。また、「他人を観察する時間があれば、自分を見ろ」といったフレーズや「名前を出して侮辱する」といった表現は、昨年10月に公開されたHYBEの内部文書を思い起こさせるものだ。
この内部文書は、国会の文化体育観光委員会の監査中に流出した「週間音楽業界レポート」で、HYBEに限らず他の事務所のアーティストに関する辛辣な批評が記されていた。これに対してHYBEのCEO、イ・ジェサン氏は公開謝罪し、「アーティストや業界関係者、ファンに心よりお詫び申し上げます」と述べている。
歌詞の解釈を巡る意見の違い
一方で、歌詞がHYBEに対する批判を意図したものかどうかについては意見が分かれている。あるファンは、この曲がHYBEの論争を背景にしたディス・トラックだと考えているが、他のファンは歌詞がHYBEとは無関係な、より広いテーマに触れている可能性もあると主張している。
現時点では、ホンジュン自身は歌詞についての具体的な意図を公にしていない。
