グローバルボーイズグループ・JO1の河野純喜が、3月20日公開のディズニー実写映画『白雪姫』のプレミアム吹替版にて、白雪姫の“運命の人”ジョナサン役の声優を務めることが発表された。
サプライズでの発表
今回、河野には最終オーディションと伝えられていたが、実際にはジョナサン役の決定を知らせるサプライズ発表が行われた。緊張の面持ちでアメリカ本社とオンラインで面接を待っていた河野の前に、「ジョナサン役決定!」の文字が映し出されると、驚きの表情を浮かべた。次の瞬間には両手を挙げてガッツポーズし、喜びを爆発させた。
監督からは「河野さんの持つ真っ直ぐさがジョナサンと重なる部分が多かった。歌やセリフを通して、このキャラクターをさらに魅力的なものにしてほしい」とのコメントが寄せられた。さらに、白雪姫のリンゴをモチーフにした花束と台本が手渡され、河野は「本当に嬉しくて、全力投球で練習してきたので、選んでいただけてホッとしています」と感激の言葉を述べた。
実写版『白雪姫』とは
『白雪姫』は、1937年に公開されたディズニー初の長編アニメーションであり、世界初のカラー長編アニメーションでもある。その名作が新たなミュージカル版として実写映画化される。
本作の監督は『アメイジング・スパイダーマン』や『(500)日のサマー』を手掛けたマーク・ウェブ、脚本は映画『バービー』のグレタ・ガーウィグが担当する。白雪姫役は『ウエスト・サイド・ストーリー』でゴールデングローブ賞を受賞したレイチェル・ゼグラー、女王役は『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ギャドットが務める。
河野純喜の歌唱力と表現力が評価
ジョナサン役は、白雪姫を勇気づける存在であり、どんな逆境でも前向きに進むキャラクターだ。オリジナル版では、ブロードウェイ俳優で2021年のトニー賞主演男優賞を受賞したアンドリュー・バーナップが演じる。
河野は、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』を経て2020年にJO1としてデビュー。グループ内ではメインボーカルを担当し、その圧倒的な歌唱力と高い表現力に定評がある。オーディションでの逆境を乗り越えた経験や、持ち前のポジティブさがジョナサン役に通じることから、今回の抜擢につながった。
映画『白雪姫』は3月20日に全国公開される。