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NewJeans、新グループ名「NJZ」で活動開始 - 元のグループ名への思いも語る

韓国の5人組ガールズグループ・NewJeansが2月7日、公式Instagramを通じて新グループ名を「NJZ」に決定したことを発表した。改名に伴い、アカウント名も「@njz_official」に変更し、新たなビジュアルも公開された。

「NJZ」としての活動方針を発表

NewJeansは、米音楽メディア「Complex」の投稿を引用し、新グループ名が「NJZ」となったことを英語と韓国語で報告。「2025年の活動に向け、NJZとのエキサイティングな旅に備えましょう」とファンに呼びかけた。

メンバーのハニは、3月に香港で開催されるフェスティバルに「NJZ」として参加し、新たな名前でパフォーマンスを披露する予定である。彼女は「この困難な時期を興味深い時期に変えるための方法」とリブランディングの意図を語った。

改名の背景と法的紛争

NewJeansは2024年11月、所属事務所ADORに対し、退社したミン・ヒジン氏の代表復帰などを求める内容証明を送付。14日以内に受け入れられない場合には専属契約を解除すると通告した。しかし改善の兆しが見られなかったため、11月28日に記者会見を開き、ADORとの専属契約を解除すると宣言。さらに、法廷で争う姿勢を明確にした。

この問題に関連し、ダニエルは「現時点ではADORに対するすべての信頼を完全に失った。私たちはHYBE、ADORとの紛争で勝利すると信じている」と語っている。

今後の音楽活動と方向性

メンバーのヘリンは「非常にユニークで異なるサウンドを持つ新しい音楽を作ることに注力している」と新曲の準備を進めていることを明かした。また、ハニは「以前は『隣の家の少女』というイメージに集中していたが、これからはより大胆で堂々とした姿を追求していく」と述べた。

新グループ名「NJZ」については、「一時的にNewJeansの名前を使用できないが、完全に諦めたわけではない。(NewJeansは)依然として私たちにとって非常に特別で、ファンの皆さんにも大切に思われているはず」と、元のグループ名への思いも語っている。

今後の法廷闘争の行方

NewJeansとADORの法的紛争は今後も続く見通しである。ソウル中央地方裁判所第50民事部は、ADORがNewJeansメンバー5人を相手取り提起した企画会社の地位保全および広告契約締結など禁止の仮処分審問期日を3月7日に設定。3月以降、本格的な法廷闘争が開始される。

「NJZ」として新たなスタートを切る5人が、今後どのような活動を展開していくのか、目が離せない。