日本テレビは2月14日、7月期の連続ドラマとして「ちはやふる－めぐり－」を放送すると発表した。本作は、広瀬すずが主演した映画「ちはやふる」シリーズの10年後を描く新作であり、キャストを一新し、令和の高校生たちが競技かるたに挑む青春物語が展開される。
「ちはやふる」とは
「ちはやふる」は末次由紀による漫画作品で、2007年から2022年まで講談社「BE・LOVE」で連載された。主人公・綾瀬千早と仲間たちが競技かるたを通じて成長し、友情を深める姿を描く。シリーズ累計発行部数は2900万部を突破し、「第2回マンガ大賞2009」や「第35回講談社漫画賞 少女部門」など数々の賞を受賞している。
2016年には「ちはやふる－上の句－」「ちはやふる－下の句－」、2018年には「ちはやふる－結び－」として実写映画化され、広瀬すず、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音ら豪華キャストが出演。シリーズ累計興行収入は45億円を超え、青春映画の金字塔として広く支持された。
新ドラマ「ちはやふる－めぐり－」の特徴
本作では、映画シリーズのメインスタッフが引き続き参加しつつ、新たなキャストで令和の高校生たちの物語を描く。原作者の末次氏は「映画の世界線を基にしつつ、原作にはないオリジナルストーリーで展開するドラマ化。私も脚本のプロット段階から関わらせていただきましたが、映像でどのように輝くのか、ずっとワクワクしています」とコメントしている。
また、新キャストたちは役作りのために競技かるたの特訓を重ねており、末次氏は「この作品がテレビを通じて、お子さんやご家族に頑張ることの楽しさを届けられることを願っています」と期待を寄せている。
プロデューサーのコメント
プロデューサーの榊原真由子氏は「末次先生と何度もディスカッションを重ね、キャラクターの人生を大切に紡いでいくつもりです」と語る。さらに「映画に出演した先輩俳優たちからバトンを受け継いだ新キャストたちが、昨年夏から必死にかるたの練習をしてくれています。彼らの活躍にもぜひご注目ください」と新たな挑戦に向けた意気込みを述べた。
「ちはやふるーめぐりー」公式サイト
https://www.ntv.co.jp/chihayafuru-meguri
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