アイスショー「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」が、7月5日から7日にかけて神奈川・横浜アリーナで上演される。本作ではプロフィギュアスケーターの高橋大輔と、NEWSの増田貴久がダブル主演を務める。音楽はLUNA SEAやX JAPANで活躍するSUGIZOが担当し、演出は堤幸彦が手がける。
「氷艶」シリーズ第4弾 岡山の伝説を描く
「氷艶」シリーズは、スポーツと日本文化を融合させたストーリー仕立てのアイスショーで、これまで歌舞伎や「源氏物語」「銀河鉄道の夜」などを題材にしてきた。今回の第4弾では、高橋の故郷である岡山県の「温羅伝説」をモチーフに、桃太郎の原型となった物語を描く。
高橋は“鬼”とされた温羅を、増田は桃太郎のモデルとされる吉備津彦を演じ、それぞれの大義のぶつかり合いを表現する。氷上で繰り広げられる殺陣を取り入れたアクションシーンも見どころの一つとなる。
初挑戦のスケートに意気込む増田貴久
今回、スケート経験がほぼなかった増田は、高橋から指導を受けたという。「なんだか昔から友達だったような感覚でいさせてくれるかっこいい人です!」と高橋への印象を語り、「大輔君をはじめ関係者の方々に『増田がいて良かった』と思ってもらえるように頑張ります!」と意気込みを見せた。
高橋も「共に作品を創り上げる出演者のみなさまから多くのことを学びながら、また一つ、成長した姿をお見せできるよう精進いたします」とコメント。物語のテーマについては「果たして、『悪』とは何なのか、『大義』とは何なのか」と問いかけ、深みのある作品になることを予感させた。
SUGIZOが音楽を担当 「壮大なロック組曲に」
音楽を担当するSUGIZOは「ロック組曲のような壮大な楽曲を考えている」とし、「氷上のトップアーティストの方々とSUGIZO MUSICの奇跡の融合は、必ず想像を超えたケミストリーを創出するはず。全霊で挑みます」と意気込んだ。SUGIZOは作曲のみならず、スペシャルゲストアーティストとしての出演も予定されている。
演出は堤幸彦 「感情が大爆発するステージに」
演出を務める堤は「フィギュアスケートと演劇が、音楽と最新舞台テクノロジーを触媒として化学変化し、感情が大爆発するステージ」と本作の方向性を語った。「一筋縄ではいかない巨大な氷上の絵巻物『氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-』、ご期待あれ」と観客へ向けたメッセージを送っている。
豪華出演者が集結
出演者には、高橋と増田に加え、荒川静香、福士誠治、村元哉中、田中刑事、島田高志郎、青山凌大、森田望智、吉田栄作らが名を連ねる。アイススケート、演劇、音楽が融合する唯一無二のエンターテインメントに注目が集まる。
「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」は7月5日から7日にかけて横浜アリーナで上演される。