なにわ男子の道枝駿佑が、TBS系の日曜劇場「キャスター」に出演することが発表された。本作は、阿部寛が主演を務めるオリジナル脚本の社会派ドラマで、報道の最前線を舞台に「真実を伝える」ことの意味を問いかける作品となっている。
ドラマ「キャスター」の概要
「キャスター」は、15年間公共放送で社会部記者としてキャリアを積み、その後報道番組のキャスターとなった進藤壮一(阿部寛)が、視聴率低迷に苦しむ民放テレビ局JBNの報道番組「ニュースゲート」にメインキャスターとして迎えられるところから物語が始まる。進藤は、「生ぬるい報道体制を正す」と宣言し、独自の取材スタイルで真実を追求していく。
進藤とともに「ニュースゲート」の改革に挑むのは、総合演出に抜擢された崎久保華(永野芽郁)と、入社2年目のアシスタントディレクター(AD)・本橋悠介(道枝駿佑)。本橋は、ジャーナリストを志しアメリカの大学に留学後、JBNに入社。報道記者を希望していたが、ADとして進藤や崎久保と行動を共にすることになる。理想と現実のギャップに葛藤しながらも、進藤との出会いを通じて成長していくという役どころだ。
道枝駿佑のコメント
道枝は、本作への出演について「阿部さん、永野さんという豪華な方々とお芝居でご一緒させていただけるのがすごくありがたく、おふたりに食らいつきながら毎日を過ごしています」とコメント。また、「登場人物の熱さが画面を通して皆さんに伝わればいいなと思いますし、なかなか見ることのない報道現場の裏側も注目ポイントだと思います。日曜の夜を毎週楽しみに『キャスター』を見てくださったらなと思います」と語った。
キャスト陣の期待の声
主演の阿部寛は「この作品では、真実を追い求める男の信念と覚悟を全力で演じています。どこまでが正義で、どこからが悪なのか、見るたびに考えさせられるはずです」と語り、道枝や永野について「お二人ともお芝居が素晴らしく、元気も良いので、お二人を研究しながら自分も負けないように頑張って撮影していきます」と期待を寄せた。
永野芽郁は「阿部さんとはいつかご一緒したいと思っていたので、今回こうしてご一緒できるのが楽しく刺激的な毎日です。道枝くんとも初共演ですが、年も近いので、ふたりの凸凹コンビ感をつくっている最中です」と話し、作中でのコンビネーションにも注目してほしいと述べた。
プロデューサーのコメント
本作のプロデューサー・伊與田英徳は、「志高く海外で報道を学んだ道枝さん演じる本橋が、理想と現実の狭間でどのように成長していくのかも楽しみ」と語り、「報道の大切さと難しさを痛感しながら制作を進めています。キャスト陣がどんなお芝居を見せてくれるのか、今から楽しみです」と期待を寄せた。