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小栗旬主演、映画「フロントライン」の新キャスト発表 森七菜&桜井ユキらが参加

小栗旬が主演を務める映画「フロントライン」(関根光才監督)に、新たに森七菜、桜井ユキ、美村里江、光石研、滝藤賢一が出演することが発表された。あわせて特報映像や場面写真が初公開され、映画の公開日が6月13日に決定した。

新型コロナウイルスを題材にした日本初の映画

「フロントライン」は、新型コロナウイルスをテーマに、事実に基づいたオリジナル脚本で映画化された作品である。舞台となるのは、2020年2月3日に横浜港へ入港し、日本で初めて集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」。未知のウイルスと闘う医療ボランティア組織DMAT(ディーマット)や、厚生労働省から派遣された役人、船内で乗客の不安を取り除こうと奮闘するクルーらの視点を通じ、当時の現実を描き出す。

主要キャストと新たに加わるキャスト

昨年12月の製作発表時点で、小栗旬がDMATの指揮官・結城英晴(ゆうき・ひではる)役、松坂桃李が厚生労働省から派遣された役人・立松信貴(たてまつ・のぶたか)役、池松壮亮がDMAT隊員・真田春人(さなだ・はると)役、窪塚洋介が結城と過去にともに活動した仙道行義(せんどう・ゆきよし)役を演じることが明らかになっていた。

新たに発表されたキャストには、船内で乗客たちの不安を和らげようと奔走するクルー・羽鳥寛子役に森七菜、中央テレビのニュースディレクター・上野舞衣役に桜井ユキ、6歳の息子とともに乗船した母親・河村さくら役に美村里江が名を連ねた。また、世論をあおる報道を続ける中央テレビの報道責任者・轟役に光石研、下船した乗客を受け入れる病院の医師・宮田役に滝藤賢一が起用された。

特報映像と場面写真が公開

特報映像では、感染拡大により混乱する船内や、それに立ち向かうDMAT、対策本部での緊迫したやり取りが映し出されている。また、場面写真には、対策本部で決断を迫られる結城(小栗)と立松(松坂)、船内で活動する仙道(窪塚)らの姿が収められている。

昨年公開された約3分のPVはYouTubeで100万回再生を突破し、大きな注目を集めている。

6月13日全国公開

映画「フロントライン」は6月13日より全国で公開される。新型コロナウイルスのパンデミックと向き合った人々の姿を描いた本作が、観客にどのようなメッセージを届けるのか注目される。