女優の橋本環奈（26）が、4月22日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』（毎週火曜21:00）で主演を務めることが決定した。本作は、ベストセラー作家・知念実希人氏による同名シリーズの初実写化作品であり、橋本は天才診断医・天久鷹央（あめく・たかお）を演じる。
医療ミステリーの世界へ
『天久鷹央の推理カルテ』は、現役医師でもある知念氏が実際の症例を基に執筆した医療ミステリー小説で、シリーズ累計360万部を突破。今年1月からはアニメ版も放送されている。
主人公・天久鷹央は、超人的な知能と記憶力を持つ診断医。診断困難とされた病気の原因を解明する役割を担い、医学的視点から不可解な症状や難事件、さらには超常現象の謎に迫る。自閉スペクトラム症の特性を持ち、歯に衣着せぬ物言いで周囲と衝突することもあるが、医師としての鋭い洞察力で事件を解決していく。
橋本環奈「ワクワクしています」
橋本にとって本作は、NHK連続テレビ小説『おむすび』出演後、初のドラマ作品となる。主演舞台『千と千尋の神隠し』のロンドン公演を終え、多忙な日々を送る中での新たな挑戦だ。
「原作小説が好きだったので、ドラマ化のお話をいただいたときから楽しみにしていました。天才ドクター役は初挑戦で、難しい医療用語や長ゼリフも多いので不安もありますが、それ以上にワクワクしています」と意気込みを語った。役作りの一環として、髪をバッサリと切り、久々にレイヤーを入れるなど、ビジュアル面からも役に近づこうと意欲を見せている。
三浦翔平がバディ役に
橋本とともに主演を務めるのは俳優の三浦翔平（36）。彼が演じる内科医・小鳥遊優（たかなし・ゆう）は、鷹央の相棒的存在であり、彼女の独特な言動をフォローしながら事件の解決に挑む。
橋本は「とても温かい翔平さんとまたご一緒できてうれしい」と共演を喜び、三浦も「しっかりバディを組むのは初めてですが、環奈さんは天才なので安心しています。3カ月間、助けてください（笑）」とコメント。息の合ったコンビネーションに期待が集まる。
豪華スタッフが集結
本作の脚本は、『イチケイのカラス』『絶対零度～未解決事件特命捜査～』などで知られる浜田秀哉氏が担当。演出は、『TRICK』『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズを手掛けた木村ひさし氏が務める。
原作者の知念実希人氏は、「橋本さん、三浦さんという素晴らしい俳優に演じていただけることになり、心からうれしく思っています。一視聴者としても楽しみです」とコメントを寄せた。
