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IMP. 初主演舞台「IMPACT」製作発表 滝沢秀明氏が3年ぶりの演出

7人組グループIMP.が初主演を務める舞台「IMPACT」の製作発表会見が9日、東京都内で開催された。舞台は5月1日から愛知・御園座を皮切りに、石川・本多の森 北電ホール、広島文化学園HBGホールで上演される。演出は所属事務所TOBEの社長である滝沢秀明氏が3年ぶりに担当する。

滝沢氏の演出による2部構成の舞台

舞台は、歌やダンス、アクションを盛り込んだショーパートと、芝居パートの2部構成。芝居では、かつて滝沢氏が「滝沢歌舞伎」で演じた平将門が主役となる。主演の佐藤新は、30分間にわたり計10トンもの水が降り注ぐ大立ち回りを披露する。

また、エンディング曲には、事務所の先輩である北山宏光が作詞、滝沢氏が作曲したバラード(タイトル未定)が用意されており、舞台のクライマックスを彩る。

IMP.の意気込み

リーダーの影山拓也は「IMP.の初主演舞台として、これまで培ってきたものを存分に発揮し、新しい歴史を作りたい」と意気込む。佐藤は「デビュー前から憧れだった座長としてステージに立てることがうれしい」と喜びを語った。

また、グループは滝沢氏の演出についても言及。基俊介は「舞台の責任を背負う座長として『インパクトを残せ』と言われた」と滝沢氏からの言葉を明かした。椿泰我は「今までは斬られる役だったが、今回は斬る側になれるかも」と冗談交じりに語り、会場を和ませた。

リーダー影山拓也、滝沢氏から学んだ“リーダー論”

影山は滝沢氏に「リーダーとは何か」を相談したことがあるという。滝沢氏は「メンバーだけでなく、スタッフを含めて全体を把握し、常にアンテナを張ることが重要」と助言した。影山は「想像していたリーダー像とは違ったが、この舞台を通じてさらに成長したい」と語る。

横原悠毅は「影山は舞台期間中、別人格のように厳しくなる」と笑いながらも、その真剣さを評価。基俊介は「支え合って頑張ろう」とメンバーを鼓舞した。

滝沢氏「千秋楽を終えたときに、どれだけ輝いているか楽しみ」

滝沢氏は「IMP.なら主演を任せられると判断した」と語り、「千秋楽を迎えたとき、どれだけ彼らが輝いているか楽しみ」と期待を寄せた。

本作については「滝沢歌舞伎とは異なり、全く新しい作品になる」と強調し、「将来的には海外公演を視野に入れ、可能性を広げたい」と展望を語った。

公演情報

「IMPACT」は、5月1日から25日まで愛知・御園座、5月30日から6月1日まで石川・本多の森 北電ホール、6月6日から8日まで広島文化学園HBGホールで上演される。

IMP.にとって初の主演舞台であり、TOBEにとっても所属タレントによる初の主演舞台となる。鈴木大河は「事務所の名に恥じないように」と意気込みを見せた。

本公演にはIMP.のほか、CLASS SEVENのメンバーも出演する。