東野圭吾の小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社文庫)を原作とする映画『ブラック・ショーマン』の公開日が9月12日に決定した。福山雅治と有村架純が初共演する本作の特報映像とビジュアルも公開されている。
福山雅治×有村架純が初共演
福山雅治が演じるのは、かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャン・神尾武史。巧みな話術とマジックを駆使し、殺人事件の謎に挑む個性的なキャラクターだ。武史の姪・神尾真世役には有村架純が起用されている。真世は父を殺されたことで武史とバディを組み、事件解決に奔走する。
特報映像&ビジュアル公開
特報映像では、黒いコートに身を包んだ武史が「It’s Show Time!!」の掛け声とともにトランプを投げるシーンが印象的だ。父を失い涙を流す真世の姿や、「マジシャンなんかじゃなくてただの詐欺師じゃん」というセリフも映し出され、物語の緊迫感が伝わる。さらに、武史がマジックと話術を駆使しながら事件の真相に迫る様子も垣間見える。
ビジュアルでは、事件の真相を見透かすかのように鋭い眼差しを向ける武史と、父の死の真実を求める真世の姿が描かれている。タイトルにちなんで黒を基調としたクールなデザインが特徴的だ。
物語の概要
物語は、元中学校教師・神尾英一が何者かに殺害されるところから始まる。2カ月後に結婚を控えていた英一の娘・神尾真世は、父の死の真相を知るために実家へ戻る。コロナ禍以降、観光客が減少し活気を失った町で起こった殺人事件。その謎を解くため、真世は叔父の武史とともに事件の真相に迫る。
監督を務めるのは『コンフィデンスマンJP』シリーズの田中亮。巧妙なストーリー展開とキャラクターの掛け合いに注目が集まる。
映画『ブラック・ショーマン』は9月12日より全国公開予定。