中井貴一、長澤まさみ、志田未来が共演した2016年公開の映画「グッドモーニングショー」が、4月9日21時からフジテレビ系で地上波初放送される。
コメディ映画の名作が9年越しに地上波登場
「グッドモーニングショー」は、朝のワイドショー番組を舞台にしたコメディ映画で、キャスター・澄田真吾の最悪な1日を描く。家庭内のトラブルから逃れるように家を出た澄田は、出勤途中にサブキャスターから突然の交際発表を迫られる。さらにプロデューサーから番組の打ち切りを告げられるなど、次々と降りかかる困難に翻弄される。
そんな中、東京都内のカフェで立てこもり事件が発生。犯人が「キャスターの澄田を呼べ」と要求し、澄田は思いがけず事件の渦中に巻き込まれる。これがきっかけとなり、前代未聞の生放送が幕を開ける。
豪華キャストが集結
本作の監督・脚本を手がけたのは「踊る大捜査線」シリーズで知られる君塚良一。主演の中井貴一が澄田真吾を演じ、長澤まさみがサブキャスターの小川圭子、志田未来が新人アナウンサーの三木沙也を担当。そのほか、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介、濱田岳、吉田羊、松重豊、時任三郎らが出演し、物語を彩る。
モントリオール世界映画祭にも出品
「グッドモーニングショー」は、第40回モントリオール世界映画祭のワールドコンペティション部門に出品された作品でもある。テレビ業界の裏側をリアルに描きつつ、ユーモアあふれる展開が魅力の本作は、多くの映画ファンの注目を集めた。
地上波初放送を機に、本作の魅力を改めて楽しむ機会となりそうだ。
