Aぇ! groupのアリーナツアー「Aぇ! group LIVE TOUR 2025 D.N.A」の神奈川・横浜アリーナ公演が3月25日から30日まで開催された。グループにとって初の横浜アリーナ単独公演となった本ツアーは、オリジナル曲のみで構成された初のライブとして注目を集めた。
末澤誠也が演出、構成、衣装を担当
本ツアーは、Aぇ! groupが結成日である2月18日にリリースした1stアルバム「D.N.A」を携え、大阪、福岡、神奈川、宮城、新潟、愛知、北海道の7会場で30公演を実施し、約36万人を動員する予定である。演出、構成、衣装はメンバーの末澤誠也が担当し、Aぇ! groupの音楽性と個性を前面に押し出した。
研究所を模した舞台セットで開幕
横浜アリーナ公演では、アルバム「D.N.A」の世界観に沿った演出が施された。メインステージには研究所をイメージしたセットが組まれ、開演前には「Aぇ! groupでしか満足できないDNAが組み込まれる可能性があります」というアナウンスが流れ、観客の期待を高めた。会場の“Aぇコール”に反応するかのように照明が点滅し、青、赤、緑、紫、黄色に光る5つのカプセルが登場。その中からメンバーが姿を現し、デビュー曲「《A》BEGINNING」を熱唱し、会場の熱気を一気に高めた。
3rdシングル「Chameleon」の発表
ライブ中盤では、6月18日にリリースされる3rdシングル「Chameleon」の発表が行われた。スクリーンにタイトルが映し出されると、会場からは大きなどよめきが起こった。正門良規は「おしゃれでカッコいいダンスナンバー」と紹介し、小島健は「ちょっと踊ったけどギブしたいです（笑）」とコメントし、ファンの期待を煽った。同シングルには正門が主演を務めるドラマ「ムサシノ輪舞曲」の主題歌「Destiny」も収録される。
多彩な演出と熱いパフォーマンス
公演では、カラフルなスーツを着たメンバーが「Colorful Days」や「Party-Aholic」などで異なる魅力を披露。五角形のセンターステージでは「Gotta Be」で限界を超えるような熱演を見せた。また、ロックチューン「咆哮」ではメンバーが楽器を手にし、迫力あるバンドパフォーマンスを展開。ステージは火花とライトの演出で彩られ、観客を圧倒した。
正門良規「生きてるって感じがします」
終盤には「Hello」を披露し、ファンとの一体感を高めた。最後に正門は「皆さんと作るライブが大好きです。コンサートをしていると生きてるって感じがします」と感謝の言葉を述べた。
本ツアーは5月11日に北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナでファイナルを迎える。Aぇ! groupは今後も独自の音楽とパフォーマンスでさらなる飛躍を目指していく。
