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歌手の松田聖子が、デビュー45周年を迎える4月1日に、新曲「Shapes Of Happiness」を配信リリースした。本楽曲は、シンガー・ソングライターの槇原敬之が作詞・作曲・プロデュースを手がけた。

初タッグとなる槇原敬之とのコラボレーション

松田と槇原がタッグを組むのは今回が初めて。楽曲のテーマは「人それぞれの幸せの形」であり、「私たちは自分なりの幸せを見つける力を持っており、互いにそれを認め合える世界になってほしい」という願いが込められている。槇原は「この曲を歌う聖子さんの声がポジティブなエネルギーとなって、聴く人すべてに明るい力を与えることをイメージしながら制作した」とコメントしている。

松田も「この曲を歌うと、明日に向かう勇気や希望、そして元気が満ちあふれてきます。私はこの曲が大好きです」と語り、楽曲への深い思いを明かした。

45年の歩みとファンへの感謝

松田は1980年に「裸足の季節」でデビューし、その後「風は秋色」から24曲連続でオリコンシングルチャート1位を獲得するなど、日本の音楽シーンを代表する存在となった。彼女は「こんなにも長い間、歌い続けてこられたことをとても幸せに思います。すべてはデビューから応援してくださった皆様のおかげです」と感謝の気持ちを述べている。

記念ベストアルバムの発売も決定

「Shapes Of Happiness」は、6月4日にリリースされるオールタイムベストアルバム「永遠のアイドル、永遠の青春、松田聖子。 ~45th Anniversary 究極オールタイムベスト~」にも収録される。松田は「デビューからこれまでリリースされた楽曲の中から、私の大好きな曲を選びました。そして、セルフカバーにも挑戦しました。胸がキュンとする懐かしい曲がいっぱいのベストアルバムに仕上がりました。たくさんの皆様に聴いていただけたら幸せです」と語っている。

ミュージックビデオも公開

同曲のミュージックビデオ(MV)もYouTubeで公開された。MVは松田のプロデュースのもと、「ニュー・サイケ」をコンセプトに制作され、軽快にステップを踏む松田の実演シーンと、イラストモーションが融合した作品となっている。アートワークはイラストレーターのYoshifumi Shiozawaが手がけ、松田のオファーにより実現した。

デビュー45周年を迎えた松田聖子。新曲やベストアルバムを通じて、これからも多くの人々に音楽を届けていく。