HOME

今田美桜×北村匠海、朝ドラ『あんぱん』で“支え合う夫婦”を好演

NHKの連続テレビ小説「あんぱん」が3月31日より放送を開始した。今作は、国民的キャラクター「アンパンマン」の生みの親・やなせたかし氏とその妻・暢(のぶ)氏をモデルに、夫婦がたどる波乱と希望の物語を描く。

ヒロインの朝田のぶを演じる今田美桜は、半年にわたる撮影を振り返り、都内で行われた取材会で心境を語った。

「のぶは生活の一部に」半年の撮影で自然に役に

今田はクランクインから半年が経過した現在について、「あっという間だった」と振り返り、「今はのぶが生活の一部になっている」と語る。1年にわたる長丁場の撮影であるが、「現場の空気も含めてとてもナチュラルにのぶになれている気がする」と述べ、役との一体感を実感している様子だった。

「ハチキンおのぶ」の魅力は感情豊かな一面に

今田が演じる朝田のぶは、「ハチキンおのぶ」「韋駄天おのぶ」と称されるほど、エネルギッシュで男勝りなキャラクターである。その一方で、「人の悲しみにしっかり向き合う感情豊かな部分が魅力」と今田は語り、表面的な明るさだけではない内面の強さにも注目している。

現場の雰囲気は「のほほんとしていて毎日が楽しい」

撮影現場については、「本番では皆さん集中して臨んでいるが、それ以外はのほほんとしている」と明かす。朝田家のキャスト陣とはすでに深い信頼関係ができており、「キャラクターと演じている方の雰囲気が似てきた」と話す。

また、初対面の共演者が多かったものの、「穏やかな空気は最初からあった」と述べ、「愛のある現場だと常に感じている」とチームへの感謝を示した。

自身との共通点は?「のぶの芯の強さに憧れる」

のぶとの共通点を問われた今田は、「明るさや芯の強さなど、憧れる部分が多くある」と回答。「似ていたいという気持ちになる」と笑顔で語り、役へのリスペクトをにじませた。

「支え合う関係性がうらやましい」北村匠海との夫婦役

今作で今田の夫役・柳井嵩を演じるのは北村匠海。のぶと嵩の関係について今田は、「性格は反対でも、お互いを支え合っている関係性がうらやましい」と語る。のぶの「うちが守っちゃる」というセリフについても、「実は嵩がいるからこそのぶがそう言える」と述べ、二人の関係性の深さを強調した。

北村匠海との6度目の共演に「安心感がある」

北村とは今回が6度目の共演。映画『東京リベンジャーズ』などで共演経験があるが、夫婦役は今回が初めてとなる。今田は「これまで以上に遠慮なくやらせてもらっている」とし、「何を投げても受け止めてくれる安心感がある」と北村への信頼を語った。