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Snow Manの向井康二が主演を務めるタイドラマ「Dating Game(仮題)」が、2025年にタイの放送局Workpoint TVにて放送される予定であり、タイ現地での撮影がスタートした。本作は、全編タイで撮影されるボーイズラブ・ロマンスコメディドラマであり、向井にとって全編タイ語での演技は初の挑戦となる。

タイドラマ史上初、日本人主演に挑む向井康二

「Dating Game(仮題)」は、異なる価値観を持つ二人の青年が出会い、衝突しながらも次第に絆を深めていく姿を描くロマンスコメディである。向井の共演者には、タイで高い人気を誇る俳優マーチ(チュターウット・パッタラガムポン)が名を連ねており、国境を越えたタッグに注目が集まっている。

脚本は、「Cutie Pie The Series」や「Close Friend The Series」などのタイBLドラマを手がけたMayaおよびAll-Write Teamが担当。実績あるクリエイティブ陣が結集し、魅力的なストーリーが紡がれていく。

クランクインはアクション主体のソロシーンからスタート

3月8日には、タイ現地にて祈願式と制作発表が行われ、同日中にクランクインを迎えた。初日の撮影は向井のソロシーンから始まり、ランニングマシーンでの走行やプールでの水泳といったアクションが中心。セリフがない中、視線や動作のみでキャラクターを表現する難しさに直面しながらも、徐々に緊張をほぐし集中力を高めていた。

タイ式撮影スタイルと現場の雰囲気

タイの撮影現場では、撮影当日にテストなしで本番に臨むスタイルが主流。向井は、事前のワークショップやフィッティングを通して準備を進め、現地スタッフとのコミュニケーションを密に取りながら、タイ語の発音やセリフのタイミングを一つひとつ確認していた。

午後にはマーチとの共演シーンの撮影が行われ、笑顔で挨拶を交わす和やかな雰囲気の中で、息の合った演技を披露。監督からの細かな演出指示にも柔軟に対応し、現場は終始明るく、時折思わぬハプニングに笑いが起こる場面も見られた。

向井の順応力に現場スタッフも驚嘆

撮影終盤には、コメディタッチの演技が求められるシーンにも挑戦。最初は控えめな様子だったが、監督の指示を即座に理解し、自身の解釈を交えたアドリブで演技を深めていく姿に、スタッフはその適応力と表現力の高さに驚きを見せていた。

また、タイ語をより自然に使いこなせるよう、現地スタッフもあえてタイ語で話しかけたり、撮影の合間には日本語で冗談を交わすなど、言語や文化を越えた相互理解とリスペクトが現場を支えていた。

共演者マーチの温かなサポート

共演者のマーチは、ほぼタイ人スタッフで構成された現場で葛藤する向井を支え、一緒に演技をチェックしたり、撮影の合間には雑談を交わすなど、常に寄り添う姿勢を見せていた。二人の信頼関係は、撮影のスムーズな進行に大きく寄与している。

豪華キャストも発表

本作には、Judo(タンタット・ターリンピロム)、Fluke(ナタット・シリポントーン)、Fond(ナッティチャー・チャンタラワーリーレーカー)、Victor(チャッチャウィット・テーチャラポン)、Poppy(ラチャポン・アノマキティ)、Nice CNX(バンナワット・ルアンアラヤチャイ)、Okata(スピチャヤ・ナ・ソンクラ)など、実力派キャストが多数出演する予定である。

放送は2025年予定

「Dating Game(仮題)」は、2025年にタイのWorkpoint TVにて放送予定。日本とタイの才能が結集した本作が、どのような化学反応を生むのか、放送が待ち望まれる。