TBS系金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」(毎週金曜よる10時〜)で主演を務める俳優・間宮祥太朗が、第2話の放送(4月25日)を前にインタビューに応じ、作品への手応えや撮影現場の様子、共演者の印象について語った。
初回放送に手応え「簡潔かつインパクトのある自己紹介に」
間宮は、第1話について「作品の方向性を提示する自己紹介として、簡潔かつインパクトのある内容になった」と語った。特に印象に残っているのはバスの爆破シーンで、「実際にバスを横転させて燃え上がらせる撮影から、作品の本気度が伝わった」と振り返った。
法廷シーンやアクション撮影の苦労も明かす
作中では専門用語が飛び交う法廷シーンも多く、間宮は「ゲシュタルト崩壊のように、同じセリフを繰り返していると合っているか分からなくなることがある」と苦労を語った。また、アクションについては、3話に登場する長回しのアクションシーンが特に大変だったとし、「寒さで体が思うように動かず苦労したが、最終テイクで成功できた」と明かした。
演じる主人公・宇崎の本質は「優しさ」
主人公・宇崎については「もっと尖ったキャラクターになるかと思っていたが、実際には依頼人に共感しすぎるくらいの優しさがある」と述べた。その一方で、「もし自分が弁護を頼むなら、私情を挟みそうな宇崎は少し遠慮したいかもしれない」と笑いも交えて語った。
衣装にも反映された間宮の意見
衣装については、自身の私物ブランドを含むものも使用されており、「フィクションとしての色気やかっこよさも必要だと思う」と語った。宇崎のスーツとバッグについては、物語の進行に合わせて変更の提案をしたこともあるという。「新人感が出ていてよかったが、後半に進むにつれ変化があってもいいと考えた」と話した。
共演者の芝居に“唸る”瞬間も
共演者について問われると、仲村トオルの声の魅力を「包容力や圧力があり、怒鳴るシーンでも冷たくならず温かみがある」と称賛。上白石萌歌については「現場を明るくしてくれる存在」とし、「本人のマインドの変化なのか役作りなのか分からないが、以前よりもコミュニケーションを多く取っている」と話した。三山凌輝については「バランス感覚に優れ、座組の中での立ち回りを自然に調整している」とその感性を評価した。
今後登場する“豪華ゲスト”のヒントも
今後登場するゲストについて、間宮は「自分も過去に共演したことがある俳優」と語り、ひとりは「もしかしたら声で分かるかもしれない」、もうひとりは「再会に驚いた」とコメント。いずれも注目の存在であることをほのめかした。