2025年夏の新作「エクストレ ドゥ パルファン」、5月23日より発売
フランス・パリ発の香水ブランド「ドルセー(D’ORSAY)」は、2025年夏の新作フレグランスコレクション「エクストレ ドゥ パルファン」を発表した。発売日は2025年5月23日(金)で、ドルセー青山本店をはじめとする取り扱い店舗にて展開される。
200年の歴史を誇る老舗フレグランスメゾン「ドルセー」
ドルセーは1830年に創業されたフランスの老舗フレグランスメゾンである。創業者は、ナポレオンの後継者の将軍の息子であり、芸術的な才能に恵まれたアルフレッド・ドルセー。彼が恋人と同じ香りを纏うために作った香水がブランドの始まりとされている。
ドルセーのフレグランスは、男女問わず使用できるユニセックスな香りと、繊細でエレガントな仕上がりが特徴である。高品質な香料を使用しつつも、香りが前面に出すぎない「ボディフレグランス」として、肌に自然に溶け込む香り立ちが魅力である。
新コレクション「エクストレ ドゥ パルファン」とは
今回登場する「エクストレ ドゥ パルファン」は、“本能”をテーマにした新たな香りのコレクションである。いずれも賦香率30%以上を誇る濃厚な香りで、3種類のラインナップを展開する。
価格は50mLが41,800円、90mLが52,800円(税込)。
フラワーラスト:情熱的なフローラルアンバー

「フラワーラスト」は、“媚薬”のように情熱と高揚感を表現したフローラルアンバーノートである。イランイランとオレンジブロッサムのフローラルに、ピンクペッパーとブラックペッパーの刺激を加え、ラストはベンゾインやサンダルウッドなどのウッディ系で包み込む構成となっている。
香りの構成
- ヘッド:ピンクペッパーコーン、ブラックペッパー
- ハート:オレンジブロッサム、イランイラン
- ベース:ベンゾイン、サンダルウッド、トンカビーン、パチュリ、ベチバー
トンカ ヒステリア:一目惚れを表現する甘美な香り

「トンカ ヒステリア」は、一目惚れの感情をテーマにしたアンバーパウダリーノート。マンダリンやピンクペッパーの明るいトップから始まり、オリスやスズランの柔らかなミドル、そしてトンカビーンやバニラによる甘く官能的なベースへと展開する。
香りの構成
- ヘッド:マンダリン、ピンクペッパーコーン、オリバナム、シナモン
- ハート:オリスバター、オリスレジン、リリーオブザバレー
- ベース:トンカビーン、ベンゾイン、バニラ
インセンス クラッシュ:スパイシーで神秘的なウッディノート

「インセンス クラッシュ」は、恋に落ちる過程を時間軸で描いたウッディスパイシーノート。スパイスの効いたトップから、レザーとクリーミーアコードの色気あるミドル、最後はオークやシダーの神秘的なウッディベースへと香りが移り変わる。
香りの構成
- ヘッド:クローブ、カルダモン
- ハート:レザーアコード、クリーミーアコード
- ベース:オリバナム、シダーウッド、オークウッド、ベチバー