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SB19と餓狼伝説がコラボ 新曲「DUNGKA!」でP-POPと日本のゲームが融合

フィリピンの人気P-POPグループSB19が、SNK Corporationの最新格闘ゲーム『餓狼伝説 City of the Wolves』とコラボレーションし、新曲「DUNGKA!」のミュージックビデオを公開した。SB19のジャンルを超えたサウンドとゲームの迫力あるバトルシーンが融合し、音楽とゲームの新たな可能性を示すプロジェクトとなっている。ミュージックビデオはYouTubeで公開中だ。

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「DUNGKA!」が映し出すコラボの魅力

「DUNGKA!」は、『餓狼伝説 City of the Wolves』のキーフレーズ「REV IT UP」に着想を得た楽曲。アドレナリンを刺激する映像とフィリピンのクリエイティビティが融合し、ゲームのエキサイティングな世界観を見事に表現している。SB19は「洗練された戦闘システムと優れたゲーム性で知られるタイトルとのコラボは光栄。ゲーム愛好者として、この規模のプロジェクトに参加できたことに感激している」とコメント。SNKへの感謝と共に、コラボの成果に満足感を示した。

SB19の新EP『Simula at Wakas』

本コラボは、SB19の3rd EP『Simula at Wakas』のリリースと同時期に行われた。同EPは全7曲で構成され、名声やプレッシャーの中で自己探求を続けるグループの内面を赤裸々に描く。Xerxes Bakker、Alawn、August Rigo、Simon Servida、Josue(RADKIDZ)といった国内外のコラボレーターと共に制作され、「DUNGKA!」もその一曲として収録されている。EPは4月25日にリリースされ、UK Album Downloadsチャートで4位を記録するなど好評を博している。

『餓狼伝説 City of the Wolves』の特徴

『餓狼伝説 City of the Wolves』は、SNKが2025年に発売した格闘ゲームで、『餓狼 MARK OF THE WOLVES』(1999年)以来26年ぶりのシリーズ新作。独自のアートスタイルと革新的な「REVシステム」が特徴で、戦闘の興奮を高める仕組みが導入されている。新規プレイヤー向けの「スマートスタイル」と熟練者向けの「アーケードスタイル」の2つの操作体系を採用し、幅広い層が楽しめる設計となっている。

コラボの意義と今後の展望

SB19とSNKのコラボは、音楽とゲームという異なる業界の融合として注目を集める。SB19は「このプロジェクトは非常に報われる経験だった」と振り返り、ファンにも新たな魅力を届ける結果となった。『餓狼伝説 City of the Wolves』の発売と「DUNGKA!」のリリースが、両者の“ファンベース”をさらに拡大するきっかけとなるだろう。