小芝風花と佐藤健がW主演を務めるAmazonオリジナルドラマ「私の夫と結婚して」が、6月27日からPrime Videoで配信される。全10話で、毎週金曜日に2話ずつ更新される予定である。本作は韓国で人気を博したNAVERウェブ小説を原作とし、CJ ENMとスタジオドラゴンが日韓共同プロジェクトとして日本で映像化した作品である。脚本は大島里美、監督はアン・ギルホが務める。
タイムリープでリベンジを描くストーリー
「私の夫と結婚して」は、主人公・神戸美紗（小芝風花）が親友と夫に裏切られ命を落とした後、10年前の過去にタイムリープし、復讐を果たす物語である。美紗は1度目の人生で優しさが仇となり、夫・平野友也（横山裕／SUPER EIGHT）と親友・麗奈（白石聖）の不倫に苦しむ。予告編では、余命わずかの美紗が友也から「お前のせいで人生がめちゃくちゃになった」と残酷な言葉を投げつけられ、裏切りによって命を奪われるシーンが描かれる。しかし、2015年にタイムリープした美紗は人生をやり直すチャンスを得て、「今度の人生こそ、自分の力で変えてやる」と決意。過去を知る美紗は麗奈と友也に嫌悪感を抱きながらも、寡黙な上司・鈴木亘（佐藤健）との出会いを通じて心に変化が生じる。
印象的なビジュアルと予告編
新たに公開されたビジュアル第二弾では、美紗と亘が10年の時を超えて寄り添う姿が印象的である。2人の物悲しげな表情とかき消されていく背景が、過去と現在の複雑な関係性を象徴している。予告編では、亘が美紗に「信じればいいんです、私は人生を変えられるって」と語りかけるシーンが登場。美紗が復讐を通じて本当の自分を見つけていく過程や、亘との恋の行方が注目される。
オールキャストが解禁
本作のオールキャストも発表された。美紗の夫・平野友也役を横山裕、親友・麗奈役を白石聖が演じるほか、美紗の会社の先輩・住吉役に田畑智子、後輩・未来役に黒崎レイナが起用された。また、美紗の高校時代の同級生・田辺悠斗役には七五三掛龍也（Travis Japan）、物語のキーパーソンとなる「ある男」役には津田寛治が名を連ねる。七五三掛は「アン・ギルホ監督をはじめ韓国の制作チームと初めてご一緒しましたが、撮り方や進め方が新鮮で刺激的な現場でした」とコメント。津田は「韓国スタッフの情熱的で温かい愛情に感動しました。大島さんの脚本も素晴らしく、何度も涙があふれました」と語った。
新キャストのコメントと期待
田畑智子は「アン・ギルホ監督の大ファンだったので、今回ご一緒できて本当に幸せでした。スタッフ、キャストが一丸となって作り上げました」と述べ、黒崎レイナは「原作と韓国版ドラマが大好きだったので、未来役を演じられることが歓喜でした。温かい現場で挑戦できたことを嬉しく思います」と振り返った。七五三掛龍也は「この作品に出演することが決まる前から観ていたので、悠斗が愛されるキャラクターになれたらと思いながら演じました」と意気込みを語り、津田寛治は「きっと素晴らしいドラマになると思います。たくさんの人に観てほしいです」と期待を寄せた。
キャストの最近の動向
小芝風花は2025年に入り、大河ドラマ「べらぼう」での好演が話題となり、佐藤健も「佐藤健FANMEETING 2025[TAKERU FES]」でファンとの交流が報じられている（関連情報：ORICON NEWS）。横山裕はSUPER EIGHTとして全国ツアーを成功させ、俳優としても活躍中である。七五三掛龍也はTravis Japanとして2025年5月に新曲をリリースし、グループ活動も順調である。日韓共同プロジェクトとして注目を集める本作が、どのような反響を呼ぶか期待が高まる。予告編はYouTubeで公開中である。
(C) CJ ENM Japan / STUDIO DRAGON
