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「まだ圧倒される気持ちが…」 SB19がP-POPの未来を語る Buzzfeedインタビューで新たな展望を明かす

フィリピンのボーイグループSB19が、2025年5月初旬にアメリカのインターネットメディアBuzzfeedのインタビューに応じ、P-POPの未来や彼らのキャリアについて語った。SB19はStell、Pablo、Josh、Felip、Justinの5人で構成され、約10年間P-Popシーンで活躍している。国内外で高い評価を受け、「P-POPの王者」とも称される彼らは、次世代のフィリピンアーティストに大きな期待を寄せている。

Pabloはインタビューで、「P-Popは急速に成長しており、多くのグループがフィリピン国内だけでなく世界中で存在感を示している」と述べた。さらに、「フィリピンで才能を発揮するプラットフォームが広がり、グローバルな舞台でも少しずつ認知されつつある」と語る。Joshも「我々はP-Popを築き、支えるためにここにいる。門戸を閉ざすのではなく、学んだことを夢見る人々と共有し、全力を尽くしたい」と付け加えた。

フィリピン文化の輸出を目指す

PabloはP-POPがフィリピンの音楽だけでなく、文化全体を世界に広める機会になると展望を語った。「今後数年で、P-Popコンベンションのようなショーを海外に輸出し、音楽だけでなくフィリピンの食べ物やテレビ番組などを通じて、フィリピン文化が世界中で祝福される波を起こしたい。それが私の見ている未来だ」と述べている。SB19はフィリピンの文化をグローバルに発信する架け橋となることを目指している。

成功への感謝と新たな挑戦

成功を収めているにもかかわらず、SB19は謙虚で感謝の気持ちを忘れない姿勢を見せた。グループは「まだ圧倒される気持ちがあるが、キャリアで起きていることに感謝している」とBuzzfeedに語った。「我々は今やっていることを楽しむ子供たちだ。自分たちがすることを心から愛している。だから不可能に思えても、アイデアを形にしようと努力する」と述べ、情熱を持って活動を続けている。

SB19は最近、2023年のアルバム「Pagtatag!」に続く最新EP「Simula at Wakas」をリリースした。また、5月31日と6月1日にフィリピン・アリーナ(ブラカン)で「Simula at Wakas」ワールドツアーをスタートさせる予定である。ツアーはカナダ、オーストラリア、アジア、中東の各国を巡る予定で、さらなるグローバル展開が期待される。

SB19の最近の活動

SB19は2024年6月にNickelodeonのKids’ Choice Awardsで「Favourite Asian Act」にノミネートされ、ファンに勝利を捧げた際に「あなたたちが我々のインスピレーションです」とコメントしている。また、フィリピンのアーティストChristopher Diwataとコラボレーションし、「Mapa」のパフォーマンスが話題となった。P-Popの先駆者として、SB19は音楽を通じてフィリピンの魅力を世界に発信し続けている。

SB19 公式Instagram
https://www.instagram.com/officialsb19

(C) Sony Music Philippines