フィリピンのP-POPグループSB19が、2025年5月31日と6月1日にフィリピン・アリーナで開催した2日間のコンサートを成功裏に終え、ファンへの感謝を表明した。Stell(ステル)、Pablo(パブロ)、Josh(ジョシュ)、Felip(フェリップ)、Justin(ジャスティン)からなるSB19は、数千人のファンを動員し、高品質なプロダクションと情熱的なパフォーマンスで人気曲を披露した。公演後、メンバーたちはそれぞれのSNSでファンに感謝のメッセージを発信した。
リーダーPabloが語る新たな始まり
SB19のリーダーPabloは、自身のInstagramにグループ写真を投稿し、今回の公演が新たなマイルストーンであることを強調した。「我々は来た、見た、そして今、征服する! これは始まりにすぎない! SIMULA AT WAKAS! #SaWWourldTourPH」とキャプションを添えた。この公演は「Simula at Wakas」ワールドツアーの初日であり、今後カナダ、オーストラリア、アジア、中東などでの公演が予定されている。
PABLOのInstagram投稿
StellとJustinがファンに感謝
StellはXで「マラミング・サラマット・サインラハット。ピヌノ・ニヨ・アン・プソ・コ。ハンガン・サ・ウウリチン・アティン(皆さん、本当にありがとう。心が満たされました。また会う日まで、A’TIN)。愛しています」とファンへの深い感謝を伝えた。また、楽屋裏の写真を撮る時間がなかったことを明かし、「これしかないんだ、ベイビー」と愛らしいセルフィーを投稿。この投稿は瞬く間に数千のリポストと「いいね」を獲得した。一方、最年少のJustinはシンプルに「ありがとうね」とマイクを持った写真をXに投稿し、短くも温かいメッセージを届けた。
StellとJustinのX投稿
Joshが振り返る公演の舞台裏
最年長のJosh Cullenは、公演がグループにとって大きな節目であったと振り返った。「適切な写真やコンテンツを撮る時間がなかった。ショーのあらゆるディテール、トランジション、照明、ミスが起こりうる小さなことすべてを完璧にするために集中していた」と述べた。また、準備期間中の生活リズムの変化についても触れ、「準備期間中の生活スタイルのせいで、僕の体内時計も変わった。今日から朝型人間になったよ」と語った。公演の成功に至るまでの苦労を振り返り、「ゼロからここまで来るのは本当に大変だった。観客は2時間を見ただけ。でもW3、合唱団、ショーチーム、1Z、そして裏方の全員が何ヶ月も準備してきた」と明かした。
JoshのInstagram投稿
困難の中で見つけた平穏
Joshは公演中に多くの問題が発生したことを認めつつ、その中で平穏を見出したと語った。「たくさんのことがうまくいかなかった。立ち止まる時間も、パニックになる時間もなかった。でもカオスの真ん中で、僕は落ち着きを見つけた。なぜなら、僕一人で背負っているわけじゃないと知っていたから。必要な全員がそばにいてくれた」と述べ、チームの支えが成功の鍵であったことを強調した。一方、KenはTikTokでファン撮影の公演動画を複数リポストし、ファンとの繋がりを大切にしている様子を見せた。
SB19の最近の動向
SB19は2025年に入り、最新EP「Simula at Wakas」をリリースし、2023年の「Pagtatag!」に続く成功を収めている。また、2024年6月にはNickelodeonのKids’ Choice Awardsで「Favourite Asian Act」にノミネートされ、ファンに感謝を捧げた。今回のツアー公演は、フィリピン音楽と文化を世界に発信する彼らの新たな一歩として注目を集めている。