K-POPガールズグループILLITが、6月7日と8日にソウルのオリンピック公園内オリンピックホールで開催した初の単独コンサート「2025 ILLIT GLITTER DAY IN SEOUL」で、ファンに感動と興奮を届けた。
新曲「little monster」を初披露、カムバックへの期待高まる
コンサートは、6月16日にリリース予定の3rdミニアルバム「bomb」のカムバックを目前に控えたタイミングで開催された。ILLITは11曲を披露し、トークセッションを交えた150分間の公演で観客を魅了。最大のハイライトは、未発表の新曲「little monster」の初ライブパフォーマンスだ。この曲は、コンセプトフィルムで予告されていたもので、不安を「モンスター」に例えた遊び心のある歌詞と、内に秘めた恐れを克服する決意を表現している。メンバーたちは「あなたの心配は私たちの心配。全部食べてあげる!」と宣言し、ファンから笑顔と大きな歓声を引き出した。キャッチーなフックと夢のようなボーカルが会場を熱狂させた。
ファンとの一体感、特別なステージで心をつなぐ
ILLITはファンとの交流でも印象を残した。客席に伸びるステージで観客と近くで触れ合い、「IYKYK (If You Know You Know)」ではファンが手振りを真似る参加型のパフォーマンスを展開。「I’ll Like You」では観客とパートを分け合い、ステージと客席が一体となる瞬間を作り出した。
メンバーたちの涙と感謝の言葉
コンサートの終盤では、メンバーの感情が溢れた。ミンジュは「幼い頃からの夢だった、たくさんのファンの前でのコンサートが実現した。ありがとう」と語った。イロハは「GLLITの愛が毎日力をくれる。皆さんに幸せを届けられるよう頑張る」と決意を述べた。ウォンヒは「GLLITでいっぱいのファンコンサートはまさにラッキーガールな瞬間だった」と振り返り、モカは涙ながらに「このメンバーとデビューできて本当に感謝している」と語った。ユナは「GLLITに感謝の気持ちが届くよう、これからも頑張る。カムバックも楽しみにしていてほしい」と締めくくった。
3rdミニアルバム「bomb」でカムバックへ
初のファンコンサートの感動的な成功を収めたILLITは、6月16日に3rdミニアルバム「bomb」をリリースする。新曲「little monster」を含む今回のアルバムが、グループのさらなる飛躍を予感させる。ファンからの期待は高まるばかりだ。
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