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WEST.小瀧望、主演ミュージカル『梨泰院クラス』開幕 パク・セロイ役で新たな挑戦

WEST.の小瀧望(28)が主演を務めるミュージカル『梨泰院クラス』(イテウォンクラス)が6月9日、東京・東京建物 Brillia HALLで初日を迎えた。チョ・グァンジン氏の人気漫画を原作とし、2020年に韓国でドラマ化、2022年に日本でもドラマ化された本作が、世界初のミュージカルとして上演される。公演は7月21日まで東京で上演後、大阪(7月6日~11日、箕面市立文化芸能劇場 大ホール)、愛知(7月18日~21日、アイプラザ豊橋)でも開催される。

小瀧望、パク・セロイ役に挑む

小瀧が演じるのは、飲食業界での成功を目指し、父親の敵である大企業に立ち向かう主人公・パク・セロイ。初演の苦労を振り返り、「初演の大変さを痛感した2カ月でした。直前まで改善と変更があり、一丸となって作り上げてきた」と語った。舞台では長い年月を描くため、「人の成長を感じてほしい。音楽と生命力あふれる振り付けで、オープニングから心をつかみたい」と意気込みを述べた。韓国ドラマ版の人気を意識しつつ、「僕なりのパク・セロイを演じようと決めて気持ちが楽になった」と独自のアプローチを明かした。

特徴的な“セロイヘア”に愛着

パク・セロイの特徴的な短髪ヘアに愛着を示し、「ビジュアル撮影で一度経験したが、今回は『早くこれにしたい』と思った」と笑顔で語った。WEST.のメンバー・藤井流星からも「思ったより変じゃない」と好評だったが、藤井が最近同様の短髪にしたことには「アイツ、よってきてるんです!」と冗談交じりに仲の良さをアピールした。

共演者とのエピソード

ダブルキャストでオ・スア役を演じる乃木坂46の梅澤美波(26)は、「小瀧さんは褒められると耳まで真っ赤になる。そのピュアさがセロイっぽい」と明かした。小瀧は「通し稽古後に『めっちゃセロイだったね』と言われ、顔が赤くなった」と照れ笑い。チョ・イソ役の和希そらとsara、スア役の川口ゆりなも登壇し、プレスコールでは激しいダンスとミュージカルナンバーを披露した。

小瀧望のコメント

初日を迎えた小瀧は、「ついにこの日が来たかという思い。ダイナミックでドラマチックな舞台で、時間があっという間に過ぎる。ここにしかない良さが詰まっている」と話し、「長い戦いになるが、楽しんでいただけるよう頑張る」と意気込みを語った。

公演概要

  • 公演名: ミュージカル『梨泰院クラス』
  • 公演期間・会場:
    • 東京:2025年6月9日~7月21日(東京建物 Brillia HALL)
    • 大阪:2025年7月6日~11日(箕面市立文化芸能劇場 大ホール)
    • 愛知:2025年7月18日~21日(アイプラザ豊橋)
  • 出演: 小瀧望、梅澤美波、川口ゆりな、和希そら、saraほか
  • 原作: チョ・グァンジン『梨泰院クラス』

小瀧望が挑むパク・セロイの成長物語と、音楽・ダンスが織りなすダイナミックな舞台に注目が集まる。