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堺雅人主演「VIVANT」続編、2026年放送へ 生放送で発表

TBS系日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」の続編が制作されることが、2025年6月11日に明らかになった。続編は2026年に放送予定で、主演の堺雅人が同日朝、TBS系情報番組「THE TIME,」に生出演し、自ら発表した。

くす玉割りで発表 堺「まずはお天気」で肩透かしも

堺は午前7時台に登場し、番組スタジオには4つのくす玉が用意された。1つ目のくす玉を割った際には「まずはお天気」と表示され、観客の笑いを誘ったが、2つ目のくす玉を割ると「VIVANT 続編決定」の文字が現れ、正式に制作が発表された。

堺は続編について「全然何も決まってなくて。とりあえず“やる”ということから」と率直に語り、「あるだろうなと思っていたが、なかなか声が掛からずやきもきしていた」と続編への思いを明かした。

内容は依然として極秘 堺「言えば言うほどつまらなくなる」

前作は、堺演じる主人公が国家機密に関わる極秘組織・別班と公安、テロ組織との交錯を描いたアドベンチャードラマであり、放送前に内容が一切明かされなかったことでも話題となった。

今回もストーリーや配役は未定とされており、堺は「本当に何も言えない。言えば言うほどつまらなくなってしまう」と語り、前作同様に情報は厳重に管理されていることをうかがわせた。

安住紳一郎アナウンサーから「撮影はすでに始まっているのでは」との問いかけには、「今から始まる。本当にやるかどうかもわからない。無事に帰って来られるかもわからない」と笑いを交えつつも、ハードな撮影を覚悟している様子を見せた。

海外ロケも予定、堺と福澤克雄が再タッグ

「VIVANT」は2023年7月期に放送され、自衛隊直轄の非公認組織「別班」の存在を軸に、公安、国際テロ、家族の絆といった要素を織り込んだスケールの大きな作品として高い評価を得た。演出を手がけたのは「半沢直樹」シリーズでも知られる福澤克雄で、主演の堺と再びタッグを組むことが明らかとなっている。

続編は前作のラストシーン直後から物語が始まるとされ、堺のキャラクター設定にも変更はない。また、今回も海外ロケが行われ、前作同様に国際的な舞台での展開が予定されている。

放送は2026年 詳細は今後発表へ

「VIVANT」続編は2026年にTBS系「日曜劇場」枠での放送が予定されており、現時点で堺以外の出演者や放送時期の詳細は明かされていない。今後の発表に注目が集まる。

前作はモンゴルでの約2カ月半に及ぶ大規模ロケを敢行し、東京ドラマアウォード2024では連続ドラマ部門グランプリを受賞するなど、作品としての完成度と話題性の両面で高い評価を受けた。続編がどのような展開を見せるのか、期待が高まっている。

(C) TBS